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| 『プラダを着た悪魔2』(The Devil Wears Prada 2)['26] | |||||
| 監督 デヴィッド・フランケル
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| 結局のところ、カネが物を言う業界でいかにして有力者を掴むかという、出たとこ勝負を役者の貫録と魅力で見せる話だったわけで、何だかつまらなかった。もっとも、お話など、どうでもよくて只管ゴージャスな画面を愉しむという趣向なのだろう。そういう意味では、まぁ、ポルノ映画みたいなものではあるのだろうが、ポルノ映画には意外と趣向の奥に秘めたる手応えのある作品が見受けられるのだが、それには及んでいなかったような気がする。そこが二十年前の前作との大きな違いだと思った。にしても、ゴージャスな映画だった。 四人のキャストでは、やはりメリル・ストリープ【ミランダ編集長】とスタンリー・トゥッチ【ナイジェル】が抜きん出ていて、エミリー・ブラント【エミリー元アシスタント】は割を食っている気がした。かの二人は、ちょっとした表情で見せる部分において断然まさっている。アン・ハサウェイ【アンディ元アシスタント】は、顔の造作同様に表情の作り方も大きく分かりやすい。その分かりやすさが魅力でもあるのだけれど、今回はメリルのニュアンス豊かな演技との対照を際立たせるべく、意識的にそうしていた気がしなくもない。 映友女性からは「そうそう、女性向けのファションという名のポルノですよ(笑)。ヤマさん、上手ーい!エミリー・ブラントには、今では役不足の役柄ですが、この作品で彼女は世に出たので、思い入れがあるからの出演かと思います。私は大いに楽しみました。」とのコメントが寄せられた。そういう面もあるかもしれないが、僕は、エミリーが欠けると今にして2を制作した本作の土台が壊れるから、それはできないことだったのだろうという気がしている。映友女性はしっかり楽しんだということだが、確かにポルノ同様、趣味趣向に沿ったお楽しみは、存分にある作品だったようには思う。 | |||||
| by ヤマ '26. 6. 3. TOHOシネマズ8 | |||||
ご意見ご感想お待ちしています。 ― ヤマ ―
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