ルアー工房

プラスチックワームの作り方


プラスチックワームの作り方


なるべくなら硬いルアーで釣りたいところだけど、
スレたスズキや底物など、ワームが強い状況も多い。

これまでは市販ワームを使っていたが、やはり自分好みの形状やサイズやカラー、
もうちょっとこうしたいということがでてきた。

そこで、ついにワーム作りにも手を出してしまった(笑)


材料


ワームマテリアルは「two-l」さんで
PLASTIC WORM 原液(ハードナー) 500ml(2800円)と、
PLASTIC WORM 希釈剤(ソフトナー) 500ml(2000円)を2個購入。
※原液と希釈財を1対2の割合で混ぜるため。
https://two-l.ocnk.net/

着色用に、100円ショップでレジン用の着色剤。

ワーム材料



ワーム腹部のギラギラ用にグリッター(980円)
完成後になじませるためのワームオイル(496円)
amazonで購入。

ワーム材料



ワームを溶かすためのビーカー。
2色ワームを作成するため2個を、100円ショップで購入。
作業しやすいように木製の取っ手を付けた。

魚焼き網(ホームセンターで300円)
加熱用にカセットコンロ。

ワーム材料


木型・シリコン型の作成


木型の作成

自分の作りたいワームを木を削って作成する。
ア〇カ〇に似てるのは気のせいです(笑)

ワーム木型


シリコン型の作成

厚紙で木型が入る大きさの型枠を作って、
耐水性を持たせるため、内側にテープを貼る。

ワームの背中側からワーム素材を流し込むため、
型枠の底面に両面テープで木型を張り付ける。

剥離剤として、手洗い用の石鹸を木型・型枠に塗る。

型枠

コーキング用のシリコンを流し込む。

※ここはジグのシリコン型作りを参照してください。
ジグのシリコン型作り


シリコン型

一週間ほど乾かしてシリコン型完成。


ワームの流し込み


ワーム材料の混合

原液(ハードナー) と希釈剤(ソフトナー) を1対2の割合で
ビーカーにそそぎ、よく混ぜ合わせる。

背側と腹側でカラーを変える場合は、2個用意する。


ワーム材料の加熱

カセットコンロで中火くらいにして、混ぜながらゆっくり加熱する。
ここがキモで、早く作ろうと強火にすると焦げてしまう。

ワーム材料の加熱

最初白かったものが、次第に透明になり粘り気が出てくる。
さらに過熱すると、再度柔らかくなってくる。

ワーム材料の加熱

十分に柔らかくなったら、背側にするビーカーに着色料、
腹側にするビーカーにグリッターを入れ、よくかき混ぜる。

再度加熱して、十分柔らかくなったら、腹側の材料を流し込み、
続けて、背中側の材料をシリコン型に流し込む。

ワーム材料の流し込み
※ビーカーに取っ手を付けてない場合は、鍋つかみで。

ワーム流し込み完了

すぐ固まるので、手で取りだして水を張ったバケツの中へ入れる。
こうすることで、ワームの形状が安定する。

ワームの冷却

はみ出した部分をハサミでカットして完成。

ワーム完成


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