9月7日(土曜日<イエローストーン国立公園>〜<グランドティートン国立公園>

 <3 日 目- (2) >

30分後、各国の大統領などが宿泊するという高級ホテルの「レイクロッジ」に
着きました。テラスから見える草原が秋の色に染まってとても美しい。
その後ジャクソンレイクとスネークリバーが見られるポイントに立ち寄って
今日の最後の観光地へ向かいました。

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    <レイクロッジからの眺め>     
     
    ジャクソンレイク  スネークリバー 

18時近く<アンテロープフラットロード>で車を止めて少し歩くと小さな小屋が
あって、その後ろにグランドティトン山脈が連なっていました。
映画「シェーン}の撮影がここで行われたことで有名になった場所です。
残念なのは曇天で夕闇が迫っている時間なので辺りが少し薄暗くなっている
ことでした。日中の光がある時間に来たかったところです。
そのあと近くの<トランスフィギュレーション教会>を訪問しました。開拓時代の
1925年に建てられた丸太造りの質素な礼拝堂ですが、中に入って祭壇の
窓越しに見る景色は中々いいものでした。礼拝堂入り口のゲートに吊るされた
鐘を鳴らすと美しい音が辺りに響きました。

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    <グランドティートンの眺め>     
     
             
     

18時半頃バスが出発して今夜の宿泊地「ジャクソン」のホテルへ向かいました。
車窓からの光景を見ながらガイドのブライアンさんが「シェーン」に出てきた
シーンの説明をしてくれました。その後、車内のテレビで映画「シェーン」を
放映してくれましたが、欲を言えば実際の景色を見る前に映画を観たかったと
思いました。私はガンマンの対決よりアランラッドとジーンアーサーが演じる
切ないラブロマンスの方が印象的でした。
ブライアンさんの話では、日本で人気のあった「シェーン」はアメリカではあまり
評価されなかったそうです。理由は1953年の映画公開当時のアメリカでは夫と
子どもがいる女性が他の男性を好きになるということは不道徳と考えられて
いたので、その点でこの映画の内容が受け入れられなかったそうです。
 
19時過ぎにホテルに到着。すぐ夕食になりメニューは中華料理でした。
この「ジャクソン」ならではのお土産をブライアンさんに教えていただいてEさんと
町の散策に出かけました。急いで部屋を出たのでカメラを忘れたのが
残念でしたが、西部劇に出てくるようなお店が並んで雰囲気のある町でした。
スーパーに入ってソルトレイク湖で採れる塩と雪解けのあと一斉に咲く花から
採れる蜂蜜の小瓶を買いました。今日も11時頃就寝。

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