10月25日(土曜日)     <ストラットフォード・アボン・エイボン〜コッツウォルズ地方へ>

 <4 日 目>

5時半起床。テレビのBBC放送をつけて天気予報を見ました。北部は雨のようですが
今日行く観光地は曇りの予報でまずはホッとしました。
7時半からバイキング朝食。
8時45分、<ストラットフォード>に向けてバスが出発しました。
9時5分、<ストラットフォード・アボン・エイボン>に到着。
シェイクスピア生誕の地として有名なこの町はエイボン川の畔にあります。
私たちはまずシェイクスピア一家が眠る<ホーリー・トリニティ教会>を訪れました。

<ホーリー・トリニティ教会> 
 
 ホーリー・トリニティ教会    教会内
 
 祭壇    祭壇前にあるシェクスピアの墓
 
 シェイクスピアの像    教会そばを流れるエイボン川

10分後、シェイクスピアが誕生から青年期まで過ごした家を訪ねました。
家の一部は羊毛商人で手袋の製造もおこなっていた父親の仕事場で、内部は居間や、
寝室、台所など当時の暮らしを忠実に示すように造られているそうです。

 
 シェイクスピアの生家    隣接している父親の仕事場
 
 父親の仕事場だった部屋    家族の食堂
 
 シェイクスピアが生まれた部屋    寝室

見学後、集合時間まで<ストラットフォード・アボン・エイボン>の町を散策しました。
美しい建物が並ぶ町はシェイクスピア・ファンなどの観光客がのんびり歩いていて、
広場の一角にはテント張りの露店が出て食料品や衣類などを売っていました。

 
カフェでくつろぐ人々 
 
 白壁に木組みの家    シェイクスピアを感じる町
     

 白い窓と赤い実のコントラストがきれい
ヘンリーストリートに建つ道化師の像  

11時15分にバスが出発して2キロほど離れた場所にある、シェイクスピアの妻・
アンハサウェイが結婚するまで住んでいた家に向かいました。
16世紀の姿のまま保存されている萱葺き屋根の大きな農家は、ハサウェイ家の裕福な
暮らしぶりがうかがえる住まいでした。庭の入口が閉まっていたので外観を写真に
おさめただけでした。そのあと通りを挟んだ処にある店で「アフターヌーン・ティー
(軽食)」を楽しみました。おやつのような感覚でしたが、何種類かのサンドイッチを食べて
紅茶を飲んでいるうちにお腹がいっぱいになりました。

 
 アンハサウェイの家 


「アフターヌーン・ティー」のレストラン
   
     サンドイッチとスコーンとお菓子のフルティー

12時20分にバスが出発して<コッツウォルズ地方>に向かいました。
<コッツウォルズ>とは「羊の丘」という意味です。イングランド中央部に広がる標高
300m程度の丘陵地帯で、「特別自然美観地域」に指定されています。
 
13時15分に<ボートン・オン・ザ・ウォーター>に着いてさっそく散策に出かけました。
村の中心を澄んだ水のウィンドラッシュ川が流れているので「コッツウォルズのベニス」と
いわれていて、コッツウォルズで最も人気のある村だそうです。
ガイドブックで、村全体をミニチュア化した「モデル・ビレッジ」を知り、ぜひ見たいと思って
いましたが、今回のツアーでは残念ながら行程に入っていませんでした。
この村の建物にはライムストーンという石が使われているのでハチミツ色をしています。

<ボートン・オン・ザ・ウォーター> 
 
ハチミツ色の建物 
 
オフシーズンなので観光客が少なくて静かです
 
散策していると時間が経つのを忘れてしまいそうでした
 
澄んだ水が流れるウィンドラッシュ川に架かる低い石の橋 
 
牧草地でも住宅地でも石積みの囲いが多く見られます 
 
川沿いに かわいらしいカフェや雑貨屋があります  
 
 カラスがたくさんいるがコォコォと可愛い声で鳴く    前後に馬がいる珍しい馬車

14時45分出発で<バイブリー>へ向かいました。
英国の詩人でありデザイナーでもあるウィリアム・モリスに「英国で最も美しい村」と称賛された
<バイブリー>はハチミツ色の外壁を持つ家が立ち並び、村の中心にはコルン川が流れます。

<バイブリー> 
 
14世紀の家並みが残された「アーリントン・ロウ」 
 
澄んだ水が流れるコルン川    ツタの色が美しい
 
セント・メアリー教会 
 
手入れのゆき届いた豪邸の庭 
 
川沿いに建つロマンティックな「スワン・ホテル」 
 
マスを養殖している「 バイブリー・トラウト・ファーム」  

16時15分、バスが出発して前夜宿泊した「コベントリ―」へ向かいました。道の両側は 
緑の牧草地が多いのですが、グラニュ糖の材料になるサトウ大根の畑もありました。
今年は明日10月26日午前2時にサマータイムが終わるので添乗員さんから今のうちに
時計や携帯の時間を1時間遅らせるように指示があり、バスの中で一斉に時計の針を
動かしました。
途中のレストランで食事。メニューは野菜サラダ、グリルチキン、プリンでした。
19時過ぎにホテルに到着。明日は移動日なので荷物の整理をして21時頃寝ました。

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