10月24日(金曜日)     <リバプール〜チェスター〜トレヴァーへ>

 <3 日 目>

昨夜はぐっすり眠ったせいか4時半にスッキリ目が覚めました。観光メモの整理などをして
6時半から朝食。部屋に戻ってスーツケースをロビーに運びました。
8時にバスが出発して<リバプール>に向かいました。外はまだ薄暗く、小雨が降って
いました。8時半過ぎ、待望の青空が見えてきたので心が弾みました。車窓からレンガ造りの
茶色の建物が並ぶ町が見えました。。
9時にリバプールに到着。リバプールといえば「ビートルズ」が誕生した場所として有名ですが
イングランド北西部の港町は豪華客船の製造が主な産業で、あのタイタニック号もここで
造られました。アイルランド系の移民が多く、町の南部には中流以下の貧しい人々が
集中して住んでいたそうです。ジョン・レノンやリンゴ・スターもここで生まれました。
 
まず最初に<リバプール大聖堂>の観光です。1978年に造られたネオゴシック様式で、
英国国教会の中では全英最大規模を誇っています。なおリバプールの町にはもうひとつ
メトロポリタン大聖堂があり、一つの町に2つの大きな大聖堂があるのは珍しいそうです。

<リバプール> 
 
リバプール大聖堂 
 
 聖堂内正面の祭壇には 「最後の晩餐」を描いた彫刻

大聖堂を出てからバスに乗ってマシューストリートの入口で解散して20分間の自由行動。
時間が短いのでどこにも行けず集合場所の周りをうろうろしただけでした。

   

ビートルズグッズで溢れる店内
 ジョン・レノンの銅像    
 
 リバプールの町の風景  

10時15分、バスが出発。キングストントンネル(海底)を通って<チェスター>に向かいました。 
11時に<チェスター>に到着。町全体が石塀で囲まれている城郭都市で、町のすぐ横には
ディー川が流れています。
<チェスター>にある「ザ・ロウズ」は13世紀に建設された中心地ザ・クロスに広がる白と黒を
基調としたチューダー様式の建物で、中世の街並みをつくっています。2階部分が繋がって
いて、ファッションや雑貨、レストランなどが並んでチェスターの中心エリアになっています。

<チェスター> 
 
 市役所    大聖堂
 
 城壁の上に建てられたヴィクトリア朝の大時計    「ザ・ロウズ」に並ぶ木組みの家
 
さまざまな模様の木組みが楽しめます 
 
 2階部分は通路で繋がっています  
 
 城壁の上を歩いてローマ時代の遺跡「円形劇場跡」を見てきました(右の窪んだ土の部分)  
 
 城壁の上から見た秋の風景
 
チェスターの町の風景 

12時20分にバスがチェスターを出発して15分後に昼食レストランへ。
野菜サラダ、フィッシュアンドチップス、フルーツサラダのメニューでした。いつも生野菜が
少ないので今日のランチはビタミンCの補給ができました。
13時半発でウェールズ地方の<トレヴァー>に向かいました。
13時50分、道路脇に「ウェールズへようこそ」の標識が現れました。
14時10分、目的の「ポンテカサルテの水道橋」に着きました。
ウェールズ地方の北西にあるこの水道橋は、船で物資を運ぶために10年かけてディー川に
架けられ1805年に完成しました。長さ307m、幅3,4m、地上からの高さが38mあり、2009年に
この地域は世界遺産に登録されました。橋にはランゴレン運河と並行して遊歩道があり、
現在も年間1万隻のナロウボートと2万5千人以上の歩行者が渡ります。

<ポンテカサルテの水道橋と運河観光> 
 
世界遺産に登録された記念の石碑 
 
 水道橋の側面    宿泊設備もあるナロウボート
   

橋の下は素晴らしい光景が広がっていました
ランゴレン運河をナロウボートが航行中  
 
 橋の歩道から見下ろした風景 
 
橋の近くにあったかわいい家 

15時出発で今晩の宿泊ホテルがある「コベントリ―」へ向かいました。 
雨がフロントガラスを濡らし始めて間もなく事故渋滞に巻き込まれノロノロ運転になりました。
2時間半かかってやっとホテルに到着しました。予定時間を過ぎていたので指定された
部屋に入って荷物を置き、すぐホテル内のレストランで夕食が始まりました。メニューは
白身魚、にんにくキノコ、デザートにアイスクリームでした。珍しくキノコにしっかり味が付いて
いておいしい料理でした。部屋に戻りシャワーを浴びて21時頃就寝。

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