婦人科疾患
思春期から壮年期、更年期を経て閉経が訪れるまで、年齢によって「体質」に変化があり、「月経痛」「月経不順」「不妊」「更年期障害」と不快症状もその時々で変化します。どれも鍼灸の適応症です。 |
生理痛 | |||||||||||||||||||||||||
生理の一、二日目にお腹が痛くなる「生理痛」は多くの女性が経験していることでしょう。そのほか、イライラ、腰が重い、乳房痛、頭痛、めまい、便秘や下痢など症状も出る人がいます。こうした症状で毎回寝込んでしまう、痛みで何も手がつかない、仕事・学校に行けないなど日常生活がままならない場合には「月経困難症」と呼ばれています。 毎回憂鬱な生理痛ですが、鎮痛剤を飲むだけでは、根本的な改善にはなりません。生理痛や生理の不快症状の改善は、痛くなってからするのではなく、普段から生理に向けて子宮のコンディションづくりをしていくことが大切です。 |
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症状 | 生理痛には様々な症状が伴います。
東洋医学では実証と虚証に分けられます。
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原因 | ![]() 冷えると骨盤内の血液循環が悪くなってうっ血を起こし、痛みます。 お腹や腰、足を温めると楽になります。特に足から入ってくる冷えには気をつけましょう。 ![]() ストレスも自律神経のバランスを崩し、血流の流れを悪くしてうっ血を起こします。 生理に対して否定的になってしまうと、必要以上につらく感じてしまいます。 ![]() 立ちっぱなしや座りっぱなしの仕事で下半身の血流が悪くなってしまう。 きつい下着やハイヒールまたは足腰を冷やす格好なども血流循環を悪くしてしまいます。 ![]() ![]() ![]() ![]() 子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣のう腫など |
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治療 | 上にあるように証で病状をとらえ、体質、原因にあわせて治療していきます。 | ||||||||||||||||||||||||
予防 | 普段より子宮の環境をいつも良くしておくことが大切です。 生理前よりせんねん灸などで整えるのをお勧めしています。ツボは体質や証によって違いますので、診察して指示をいたします。 |
院長プロフィール | よく効く症状 | 名医彭静山 | なぜ効くのか |