永源寺
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永源寺(ようげんじ)は今から540年以上も前、 康正二年(1465年)、太年正椿大和尚(当寺一世)により開山。当初は「大義山龍昌院」と号し、現在とは違う場所に創建されていました。
天文七年(1538年)、当時の領主今川伊予守道空より新たに寺を給わり、 慶長五年(1600年)に寺名を永源寺と改めました。
貞亨二年(1685年) 覚翁萬正和尚(当寺十三世)のとき山号を大昌山と改め現在地に移転しました。
明和二年(1765年) 徳宗千馨和尚(当寺十八世)のとき本堂を造営。 山門は安永七年(1772年)に建立されています。
その後長い歳月を経て現在に至りますが、 鐘楼堂の造営は昭和六十年(1985年)、良縁のご利益があると親しまれている 「機織り地蔵」(*現在は機織り恋地蔵に改名)の地蔵堂は平成五年(1993年)、 大心勝道和尚(当寺三十一世)のとき造営されました。本堂、庫裏、山門等伽藍の大修復は平成十年(1998年)に行われています。