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いきなり手術?
 わらべ E-MAIL  - 10/12/22(水) 1:29 -

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   こんばんは、初めて投稿します。
つい数ヶ月前より、母(55歳)が食欲不振、胃のもたれを訴え
近くの町医者にて血液検査を行ったところ
CA125が794 CEAが21.4と反応したため、本日総合病院にて精密検査を受けました。
子宮筋腫持ちで、同病院にかかっていた事もあり、呑気にとらえていたのですが
エコーでは筋腫に隠れて見えず、MRIによって卵巣がんの疑いが濃厚と診断されました。

医師は確実な事しか言わないと思いましたので、予測段階での話を聞きました。
曰く「ほぼ、悪性で間違いないであろう」「少し胸水がある」
「肝臓、大腸にも移転しているとみられる」「その場合はステージ「任△襦廚箸了泪
急ぎ切除手術を行いたいと、年末28日に予定日が入れられました。

ここまでは理解したのですが、各種サイトこの掲示板を拝読していると
進行がんの場合、ある程度抗ガン剤で叩いてからの手術が割とポピュラーに感じました。
入院前の面談時には、医師に質問するつもりですが、
出来る限り様々な見方や考えを吸収しようと思い、書き込みます。

「とりあえず切り取る」という方法は普通なのでしょうか?
急に切ると腸閉塞が…などの記載も見られ、不安になっております。
不躾で読みにくい書き方ですが、どうかご意見をお聞かせ下さい。

Re(1):いきなり手術?
 わらべ  - 10/12/22(水) 1:31 -

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   文字化けしてしまいました。
「その場合はステージ4である」です。

Re(2):いきなり手術?
 よしのり  - 10/12/25(土) 1:45 -

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   ▼わらべさん:

進行期(3期・4期)の卵巣がんに対しては、術前化学療法を行うケースが徐々に
増えており、現在では半数程度に達していると想像されます。

但し、組織型により、適応が分かれると考えられます。

htp://health.yahoo.co.jp/katei/detail/index.html?sc=ST200100&dn=3&t=key

私の個人的意見としては、執刀される先生の腕が確かなら、最初に手術という作戦も
大いにありえます。それを示唆するエビデンスもあり、術前化学療法が確実に優れて
いるという訳ではありません。

進行期の場合は、どちらにしても、ほぼ1年がかりの治療になるとお考えください。
大変だと思いますが、この掲示板に集われる方々の多くは、それを乗り越えてこられ
てます。頑張りましょう。

Re(3):いきなり手術?
 わらべ E-MAIL  - 10/12/25(土) 16:32 -

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   ▼よしのりさん:
丁寧な回答ありがとうございます。
昨日入院前の打ち合せに行ってきました。
上記内容を質問したところ、
・確実な診断の為
・筋腫自体も切除した方が良い。
等々の理由で減量手術を行いたいとの事でした。
肝転移に関しても、原発が卵巣ガンであれば楽観視する事も出来ないが
悲観する必要は無いと言われ、少しですが安らぎました。

術後の方針等も、よく説明いただき、手術を受ける事となりました。

>>進行期の場合は、どちらにしても、ほぼ1年がかりの治療になるとお考えください。
>>大変だと思いますが、この掲示板に集われる方々の多くは、それを乗り越えてこられ
>>てます。頑張りましょう。
ありがとうございます!
予後、生存率、転移… 家族の立場から見れば絶望的なものばかりが並んでいる中
この掲示板の過去ログをゆっくり読んで、がんばる気持ちが湧出しました。

またご相談に上がることが有ると思います、その際は不躾ですが、ご教示下さい。

Re(4):いきなり手術?
 わらべ E-MAIL  - 10/12/30(木) 1:45 -

引用なし
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   昨日手術を行い
・卵巣
・子宮と筋腫
・大網
・膣部分に飛んでいた腫瘍
を切除しました。
術中に途中経過、術後には、切除部位の現物を見せながらの説明が有り、
「腸表面、腸には転移していない」
「迅速検査では類内膜である」
との事。
説明不足を感じることもなく、丁寧な印象を受けました。

この目でガンという物見た感想は、
イメージと違い白っぽく、不思議な感覚でした。

これからが本格的な戦いと思い、腰を据えてサポートして行こうと思います。
ありがとうございました。

Re(5):いきなり手術?
 よしのり  - 10/12/31(金) 0:25 -

引用なし
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   ▼わらべさん:
>>「迅速検査では類内膜である」

進行期でもっとも予後が良いのは類内膜というのが定説です。

これからの治療のポイントは次の二つと想像します。

●タキソールはウイークリー

htp://www.gsic.jp/cancer/cc_24/asco2008/index.html

●肝転移の有無

表面だけの転移なら、4期ではなく、3期Cです。化学療法の奏功期待大です。
薬剤接触の濃度を考えると、腹腔内化学療法も検討したいところです。

万一、実質転移であっても、肝臓に関しては、ラジオ波焼灼術など、近年の
技術の進歩は目覚しいです。

Re(6):いきなり手術?
 わらべ E-MAIL  - 11/2/12(土) 1:15 -

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   ▼よしのりさん:
心強いお言葉&アドバイスありがとうございます。
自身の体調不良&術後のバタバタで報告が遅れました。
肝転移は、内部にごろごろと有りました。
現在までの自分へのまとめも含めて書き出します。
☆入院中の検査結果と方針
・正式な病理検査の結果 類内膜G3(未分化) 原発は子宮体部。
・体ガンの治療方針は卵巣ガンと同じ。
・WeeklyTCにて治療。
☆手術後の経過
・腹部ドレーン除去部分からの腹水は、出るに任せて自然に穴が塞がるまで放置
1週間ほどは300〜400mm/24hほど出ていましたが約2週間で自然に塞がる。
・腎機能保護と術後検査で膀胱部分に転移巣が有り、WJカテーテル留置(ステント)
TC初回後に退院しました。
☆画像診断(単純CT)による1クール後の状態。
・リンパ節種大は縮小
・肝内転移巣は全体的に縮小。
・両側供水は完全に消失
・肺野のあやしかった部分はクリア。
・播種性病変もはっきり映らないほどの縮小。
・イレスウは無し。
・LDHの減少1580→248
医師より、前向きな「今後」の検討を提案されるようになり、嬉しく思います。

長くなりましたが、今日までの経緯です。
絶望的なスタートラインでしたが、TCが確実に奏効してくれている様子。
どこまで効くかは不明ですが、やるっきゃないの思いで進んでいます。
母念願の職場復帰も早々に果たし、ウイッグを楽しむ余裕も出来ました。
未分化癌は手強いですが、とにかく前向きに、やっつけて行きたいと思っています。

Re(7):いきなり手術?
 よしのり  - 11/2/18(金) 5:16 -

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   ▼わらべさん:

TCが奏功されているとのこと、なによりです。
手術では手が届かなかった肝臓への転移や腹腔内播種が、この段階で既に縮小、消失
しているということは、「著効」ですね。

最初の治療で徹底的にがんを叩くことが出来れば、予後は大いに期待できますよ。

さて、化学療法中に、次の様な選択肢が出てくることがあります。

★ 骨髄抑制に対する支援療法

白血球の減少 → G-CSFをどれだけ使うか and/or 治療の延期・減薬

赤血球・血小板の減少 → 成分輸血を行うか and/or 治療の延期・減薬

先生と患者の性格(強気・弱気、短期的リスクと長期的リスクのどちらを回避するか)
によって治療方針が変わることが多い様です。当家では、本人の年齢から長期的リスク
の回避を重視し、やれることは全てやって治療を継続し、結果的に成功しました。

★マーカー値の推移と化学療法の実施回数

もし仮に、予定された化学療法の最終回近くでマーカー値が正常範囲に入った場合は、
さらにダメ押し的にやるかどうかの選択肢があります。

これは神のみぞ知るですが、管理人さまを始め、この板の住人の多くは、その場合は
やった方がいいと思ってらっしゃると感じます。

★抹消神経障害の発生リスク

命の危険は伴いませんが、リンパ浮腫と並んで非常に厄介な後遺症の一つです。
化学療法の回数が進むごとにリスクが高まりますので、十分な注意が必要です。

こちらも、症状によっては、 治療の延期・減薬、もしくはDC療法への変更などの
選択肢があります。

Re(8):いきなり手術?
 わらべ E-MAIL  - 11/2/18(金) 23:28 -

引用なし
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   ▼よしのりさん:
アドバイスに感謝します。
★ 骨髄抑制に対する支援療法。
2/17 2クール最終ケモ時の血液検査で、
白血球数が1300まで低下していると報告の電話。
延期か…と思いきや、電話口の母に
「元気そうにしているから、ケモする事になった」と言われ、正直驚きました。
ケモ後に白血球を上げる注射を受け帰宅。
本日再度注射を受け、仕事に向かいました。
元気とは言え、減量でもなく(後で確認しました)延期にならなかったのは
受ける側として、喜んで良いのやら気をつけて良いのやら、複雑です。

・化学療法可否の閾値について。
患者各々の状態によって変わるのは理解できますが、
他の方の闘病記を拝読していると、医師による個人差が大きい気がしました。

★マーカー値の推移と化学療法の実施回数
現時点では時期尚早ですが、担当医曰く「寛解まできっちり叩きたい」と。
担当医は積極的タイプに見受けられます。

★抹消神経障害の発生リスク
今のところ大丈夫ですが、期間も長くなりそうですし、
神経障害含め、回を追う事に副作用のリスクには注意します。

母に「著効」ってレスを頂いたと報告。
非常に嬉しがり、ニコニコしてます。
こういう時の一言は、本当に嬉しいものですね。
ありがとうございます。

Re(9):いきなり手術?
 よしのり  - 11/2/19(土) 1:40 -

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   ▼わらべさん:

お母様が仕事を続けてらっしゃる由、凄いファイトですね。
また、先生との相性も良さそうだし、闘病には理想的な環境だと思います。

メンタルが免疫力アップの最善の良薬であることは、あらゆる闘病記から
感じられる経験則です。

お母様がニコニコ出来る時間を増やすべく、ご努力されて下さい。

どうも息子というものは、ミエミエの親孝行をするのに気恥ずかしさを覚える
様ですが、母親というものは、どんな形であっても、息子側からの接触が増える
ことが、心底うれしいみたいです。

自分の過去の反省を踏まえて、僭越ですが、アドヴァイスさせて頂きます。

Re(10):いきなり手術?
 わらべ  - 11/2/26(土) 3:20 -

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   ▼よしのりさん:
ありがとうございます。
一人っ子&父と幼く死別し、母一人子一人なので、
余計に気恥ずかしい部分も有ります。
アドバイス頂いてすぐに、
短期リスクの一つ、抵抗力低下による膀胱炎になりましたが、
抗生剤など服用しつつ、毎日フルタイムで仕事に行ってます。

2/21日の血液検査の結果
CA125 術前:794 1クール中:43.9 今回:10.5
CEA 術前 2.14 1クール中:14.2 今回 7.7
という結果でした。
マーカ値が下がっていますが、画像でガンが写っている状態です。
ガンの進行に合わせマーカは比例すると(類内膜や漿液性)思いますが、
逆は必ずしも比例しない?
「細かく画像診断しても意味がないから、しばらくはマーカ値を見ながら
進めていきましょう」と担当医。

マメな画像診断は、Benefitが薄いのでしょうか?
素人考えで思うのは、画像も見ながらの方が良い気もするのですが。。。

Re(11):いきなり手術?
 わらべ E-MAIL  - 11/2/26(土) 3:28 -

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   添削前に投稿ボタンを押してしまいました。
訂正 
CEA 術前 2.14 1クール中:14.2 今回 7.7
  術前:21.4

失礼しました。

Re(12):いきなり手術?
 シーラス  - 11/3/2(水) 20:47 -

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   わらべさん,はじめまして.妻が漿液性線癌で6年ほど治療しております.
すずきさん,みなさん,こんにちは.

わらべさん,お母様のことではさぞかし不安なことと思います.
ただ,元気に仕事されているのはとても良いことですね.
治療も大事ですが,日常生活を取り戻すのはもっと大事ですから.

まとめられませんが,つらつら書いてみます.

▼わらべさん:
>CA125 術前:794 1クール中:43.9 今回:10.5
>CEA 術前 21.14 1クール中:14.2 今回 7.7

マーカーの推移を見ると治療がとてもうまくいっていると思います.
治療後の低下率は予後因子ですからひとまず安心です.

>ガンの進行に合わせマーカは比例すると(類内膜や漿液性)思いますが、
>逆は必ずしも比例しない?

794->43.9と約20分の1になったのに
43.9->10.5と約4分の1にしかなっていないから
不安なのでしょうか? (違っていたらすみません)

1次関数的な比例ではなく,どうやら対数に比例するようです.
(皆のマーカページのY軸参照.対数は音の大きさの○○ホーンの計算等に使う関数)

少々数学的になります_o_ 検査間隔は同一と仮定して計算します.

お母様のCA-125の対数値(log:底10の対数)はそれぞれ
log(794)=2.89
log(43.9)=1.64
log(10.5)=1.02

検査間の変化率は
2.89/1.64=1.76
1.64/1.02=1.60

CEAは
log(21.14)=1.32
log(14.2)=1.15
log(7.7)=0.88

変化率は
1.32/1.15=1.14
1.15/0.88=1.30

(変化率が1.30は半分になったことを意味します.1の場合は変わらずです)

正確な検査間隔が?なのであくまで目安ですが,順調に低下しているように見えます.
表計算ソフトをお持ちならY軸を対数表示のグラフにするとわかりやすいと思います.

CA-125の血中濃度の半減期は約3週間(CEAに関しては無知です)のようですから,
すぐには
下がらないでしょう.逆に治療後でも効果があれば下がりつづけます.

健康な人でもマーカーはゼロではありませんから,低いほうの値は
あまり信用できないかもしれません.検出限界もあると思います.

マーカーの絶対値と病気の状態は人それぞれのようです.
そもそもマーカー(生体因子)は癌にとってどのような意味を持つか,
発生原理等殆ど解明されていないようなのでしかたありません.
癌を患っている人のある生体因子がそうでない人より多いという
経験則を使っているにすぎません.
以前調べたかぎりCA19-9以外癌にとっての意味は?でした.

>マメな画像診断は、Benefitが薄いのでしょうか?

治療効果をすぐにでも確認したいという気持ち理解できます.
ただ今は治療中ですからもう少ししてからでも遅くないと思います.
エコーのような検査はそうではないでしょうが,CTについては
頻繁な検査は癌のリスクが20%程上昇するとどこかで読んだ記憶があります.
せいぜい年に数回にとどめておくほうがよいと思います.
もしかしたら,健康保険の関係で限度があるかもしれません.
(少なくともマーカ検査は限度があります.同一病院で1回/月だったような...)

以上,素人の書き込みですから,最終的に医師の方に相談して下さい.

しばらく大変でしょうが,みんなで頑張りましょう.
お母様が寛解されることをお祈り致します.

Re(13):いきなり手術?
 わらべ  - 11/3/3(木) 1:38 -

引用なし
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   ▼シーラスさん:
こちらこそ初めまして。
過去ログの「経過報告」拝読し、参考にしてます。

・マーカ値に関する解説
・画像診断に対するアドバイス
共にしっかり読みました。

「比例」と書いてしまったのは、
腫瘍が残存していても下がるのが疑問に思ったので書いてしまいました。
ちょっと考えれば、細胞分裂が活発じゃないと、マーカ値に反映されないのは当然でした。
どれだけ余裕がなかったんだ私は(笑)
根を詰めすぎでした。

奥様も頑張っていらっしゃる中、アドバイスありがとうございました。
我が家も6年目を迎えられるよう、頑張ります。

管理人さん みなさん。
私の稚拙な質問で長いスレッドにしてしまい、 迷惑をお掛けしました。

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