11月5日

パムッカレ〜コンヤ〜カッパドキア

いよいよ今日はハイライトのひとつパムッカレです

パムッカレとは「綿の城」という意味。
その眺めは、一面に広がる白い棚田、といったところだ。

この不思議な景観は、カルシウムと二酸化炭素を含んだ温泉が地表を流れ落ちるとき、石灰質だけが崖に残って作り出される、という事だ

今はこんなに真っ白であるが1年中温泉を流し続けてると、この真っ白い輝きはなくなる事を発見し、いまでは半分は温泉を流していない
太陽に乾かしている、日なた干しですね、

今はここに入り足を入れる事が出来るが、再来年あたりからそれもできなくなるらしい、というのもこの上にロープウエーを引いて上から眺めるようにする案が出てると言っていた
これでは、感動も半減してしまうだろう

   


青い空に白く輝く棚田、暖かい湯が流れ込んでいます、まさに自然の神秘です。
この上を裸足で歩くのですが、したがゴツゴツ、そして細かくとがっているのでとても歩きずらいと言うより痛いです。
しかし足つぼを刺激して、足湯に入って、こりゃー たまりませんな  (^−^)

     

そばに監視のお兄さんがいるのですが、しかし話に夢中、
ツアーに82歳のおじいさんがいて いたってマイペース、この日も杖をついて、靴のまますたすた入るではないか!! ハラハラ・・・
しばらくは良かったが、2人のお兄さんに気づかれ、ビックりするような笛を吹かれていたが、慌てる様子もなく、「わしかい」てなもんでした


     

高台にあるので、眺めもいいですよ


紀元前190年に始まった都市遺跡ヒエラポリスは、パムッカレを見下ろす丘にある、ペルガモン王国やローマ時代の遺跡である。
まだ発掘中でこれから未来の人たちのためにも取っておくと言っていた。


コンヤに3時ころ到着、

11世紀から13世紀にかけてセルジュク・トルコの首都が置かれた町、ここは13世紀にイスラム神秘主義教団「メブラーナ教」が発祥した地として有名だ
見逃してはいけないのがメヴェヴイー教団が踊る旋舞、円筒形の帽子をかぶり白い上着とフレアースカートをはいて、両手をかたの高さに広げくるくる回る踊りです、いかにも神秘的です。
みたかったな!

今日の宿はカッパドキアの洞窟ホテルです。

6日

カッパドキア〜アンカラへ

カッパドキアはアナトリア高原の中央部に広がる大奇岩地帯です
  

ホテルの廊下             ホテルのテラス〜


 
今日は風もなく朝早く沢山の気球が飛んでいた、絵になる景色です,
添乗員に乗りたかったです、と話したら18,000円も払ってバスに置いていかれたら大変でしょ と言われた
このきつーい一言であきらめがついた。

  

三姉妹の岩                               ラクダ岩

  
アイス屋さん、ここでトルコアイスを食べる、40人全員並んだからおじさんもうニンマリ(^v^)   ラクダもいたよ
トルコアイスは伸びる事で有名だが、ここのアイスはあまり伸びなかった、おじさんのパフォーマンスもなし、がっかりでっした、40人も並ばれビックリしたのかな!!

イスタンブールは物価が高い事で有名、同じ品物ならここカッパドキア地区が一番安いらしい
沢山並んだお土産屋さん、「安いよ」「1000円」 などと日本語で話しかける、

20リラのスカーフ(1,100くらい)、円で1,000円 ドルではいくらかな? 正解10ドル、80円で替えたから800円 ドルで買って良かった。
ドル、ユーロ、円、もちろんリラ なんでもOK でもしっかりしないと、損しちゃうよ


   洞窟レストラン  マスのムニエル やっぱりこれも味がな〜い (-.-)

  

地下都市

アリの巣のように下へと延びる地下住居、
無数の横穴・抜け穴・落とし穴、はては敵の侵入時に直径2m程のコイン型の岩が転がり落ちてくる仕掛けまであった。
インデージョーンズも真っ青になる本物の地下洞窟だ
洞窟には礼拝堂、家族の住居、食物貯蔵庫、井戸、空気穴、トイレは一番下にもうけられ、地下水が流れていた、生活に必要なものは一様揃っているようだ
しかし光の当たらない迷路、アラブ人から逃れるための仕掛けがいっぱいに違いない。

華麗なるトルコ絨毯ショー

まず見る前に案内のおじさんがいろいろ説明してくれるのですが、このお方、ただものではない、
日本人もビックリ、即 吉本からスカウトにきそうなおじさん
みんなを笑いの渦に巻き込み、 財布のひもをがっちり閉めていた殿方もリラックスムードに持ち込むテクニック、ご立派です


トルコ絨毯は二重結びと言う技法で作っているので、とても丈夫で長持ちするのです
特にシルクの絨毯は1平方センチメートルに100個の結び目、しかもリバーシブル、ダニも入らない細かさと自慢していた 1畳でも数十万円もする、
織り子さんの技術を見て、絹糸の取り方を見て、製品の輝きを見ると、高いのもうなずけます

いよいよ絨毯売り場へ突入
これはエジプトでも経験していたので、絶対買わない自信があった

体育館半分ほどの部屋に、椅子が並べられて、そこに座ったらチャイとリンゴチャイのサービス、ほっと一息つくと
先ほどの吉本おじさんが出てきてショーの始まりだ、まずウールの絨毯から、丸めた絨毯を2人がかりでサーと開く、
まるで花が開くように次々に色とりどりの絨毯が目の前に広がって行く
おじさんの軽妙な語り口に顔もほころんで、極め付きはシルクの絨毯だ、サーと広げ、くるくる回す、そのたびにシルク絨毯は色が変わるので
その鮮やかさで「オー」 「フー」 「ワー」 とため息が聞こえてくる

みなさんどうぞ靴を脱いで上がってください

手触り、足ざわり、 「イマダケヨネー」 なんて豪語してた人の目の色が変わっている
最初は買わないからとそっぽを向いていたが、まあ触るくらいなら? 座ってなでなでしていると、すかさず売り子さんがやってきて 「いいでしょ!」

相棒と2人で話を聞いていると、不思議な事にだんだん欲しくなってくるのです
エジプトの時も欲しかったなー、自分のお土産も買ってないなー トルコ石も買わなかったなー  頭の中でクルクル思いが巡る
友人もその気になっている、2枚ならお安くしておきます、のダメ・押しに とうとう首を縦に振ってしまった
10年後、20年後、いや100年後、この絨毯の真価が分かるだろう
(くれぐれも誤解のないように、絹ジャーありませんよ、ウールの絨毯です、サイフの中身を反映した小さな物です)

家で毎日眺めている 本物はいいものだ!! (^−^)

午後 カッパドキアから310K トルコの首都アンカラへ向かいます

アンカラに到着したのは夜の8時半、これから夜行列車に乗るのでそれまでの空き時間アンカラのスーパーへ行く事になった
地元スパーと言ってたので 地方のダイエー それとも イオン か ? と思っていた
とんでもない、巨大スパーミグロでした、ミグロも1Mから5Mまでそれぞれ大きさがあって、ここは5M もっとも広いスパーでした
ちょっと日本にもないような巨大スーパーでした、
ここで1H時間をもらったが、トイレは何処、出口は 駐車場は ? 考えて探してるだけで時間が過ぎてしまった。
ガイドに「電車は待ってくれません」、
「バスに遅れたら、済みませんがタクシーで駅まで来てくださいね」!!
 「だって全員で遅れるわけにいかないでしょ」
と 十分脅かされたので、時間前には全員集合していた。

今日はアンカラからイスタンブールへ行く「アンカラエキスプレス」一等個室寝台列車に乗ります

名前だけはいかに豪華そうだが、言葉通りに受け取ってはいけない、エジプトで経験済みだ!!ナイルエキスプレス、この響きに騙されてしまったのはつい去年の話だ
あまり期待してはいけない

     

左 アンカラ駅    中 寝台列車   右 朝食

期待しなかったのが良かったのか、列車はナイルエキスプレスよりははるかに良かった
どうやらこの列車には、HISや 旅物語、、トラピックス と日本人団体が沢山乗るようだ

入るとすぐ2段ベットが左にあって、ドア横に小さい洗面台がある、ちょっと古ぼけたカーテンが付いている
荷物を広げていると音もなく列車は発車していた、

朝食は食堂車で食べますが後で時間を知らせます と 言っていた
しばらくして「決まりました」 「喜んでください1番ではなかった」 「2番です」 時間を聞いたら5時半6時の30分間だった
でも5時からよりはいいでしょ と苦しい言い訳をしていた、
ツーリスト客全員が朝食を30分交代でとるので、このような時間割になるのだそうだ、

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