電子書籍情報まとめノート

フォーマットを分類してみる

フォーマットを大きく分けるとリフロー型(テキスト系)、固定レイアウト型(画像系)、アプリ型の3種類。それぞれに得意分野がある。

(2011年6月1日更新) ※EPUBなどでも画像系(固定レイアウト)は可能。

  • 国内ではボイジャーの「.book」とシャープの「XMDF」が主流だったが、「EPUB」がバージョン3.0で縦書きに対応して以降、国内でもEPUBが主流になった。
  • iPadが登場した2010年には「アプリ型」の電子書籍に注目が集まった。

主なフォーマット

EPUB

米国の標準化推進団体 IDPFが策定したフォーマット「EPUB」

  • Webと同じくXHTMLとCSSで構成されている
  • ライセンス契約などが必要ないオープンなフォーマットなので、個人でも作成可能
  • 最新バージョンの EPUB 3.0で、縦書きやルビの表示などに対応
azw

アマゾンの独自フォーマット「AZW」

  • 基本はXHTML+CSS
  • ベースとなっているのはMOBI形式。MOBIにDRMをかけたものがAZW
  • HTMLやEPUBをMOBI形式に変換できるツール「Kindle Previewer」が提供されている
.book

ボイジャーの独自フォーマット「.book」

  • 縦書き、ルビ、禁則処理など日本語特有の表現に対応(HTMLベース)
  • 作成するにはライセンス契約が必要
  • PCで閲覧するには「T-Time」が必要(無料、Win・Mac対応)
xmdf

シャープの独自フォーマット「XMDF」

  • 縦書き、ルビ、禁則処理など日本語特有の表現に対応(XMLベース)
  • 「次世代XMDF」は、見出しや図のレイアウトを維持したまま文字サイズの変更が可能
  • PCで閲覧するには「ブンコビューア」が必要(無料、Winのみ対応)
ebi

イーブックイニシアティブジャパン開発のフォーマット「ebi.j」

pdf

最も汎用性の高いフォーマット「PDF」

  • PC(Win/Mac)だけでなく、iOS、Androidどの端末でも閲覧できる
  • 違法コピーが問題になるので、電子書店でPDFをそのまま販売するケースは少ない
key

アイドック社開発のDRM機能付きPDFフォーマット「keyringPDF」

bookend

アイドック社開発のDRM機能付きPDFフォーマット「bookend」

  • ブラウザ内で閲覧する「オンライン閲覧」と「ダウンロード閲覧」の2つの方法
  • ダウンロード閲覧の場合、閲覧・書庫アプリを使用しWeb書庫に保管、2台で共有可
app

アップルのAppStoreにて販売されている単体書籍アプリ

  • 本の中身(=コンテンツ)とビューワーをパッケージ化、1冊の本として売る
  • 1冊1アプリなので、冊数が多くなると管理も大変
  • アプリ開発環境としてXcodeとiPhoneSDKが必要(Macが必要)

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