百 合 ヶ 岳
山頂部のブナ林の趣が良いベテラン向きの山 ゆりがたけ 1346m 奈良県川上村
 2017923日()曇 12:20登山口→13:45百合ヶ岳→15:15登山口
午前中、武木川遡行後、本山へ。下多古川遡行時、気になっていた山。下多古の道標に従い、国道169号から下多古川沿いの林道へ。落石多く通行止めの掲示があるがかまわず終点まで進む。広い駐車場あり。小屋の右の林道を進みそうになるが、小屋の左に踏み跡と朽ちた小道標あり。踏み跡をたどると、登山道標もあるが、ブッシュ化し進路に迷う。暗い涸れた小沢沿いに急登すると、林道に出る。最初から林道を進んだ方がマシか。少し進み山道へ。ブッシュがなく、道が明瞭になる。急斜面の植林中、小さくジグを切りながら淡々と登り続ける。好天の予報に反し、雨になりそうで湿気充満。ズボンが濡れてしまう。ようやく登り切り、山頂尾根上に出る。ガスった中、ブナ林が幽玄。急登の道中、登山道標があったのに、主尾根上に道標がないのが不思議。古いテープを確認しながら暖傾斜のブナ林の尾根を進む。短時間で山頂に着く。三角点と山頂表示あり。登山地図には往路しか記されていないが、ガイド本では南東へ下り、周回できる。幽玄な静けさの中、軽食休憩後、南進。進路に不安があったが、比較的明瞭な道とテープに導かれ、迷わず進める。道標はなく、地理院地図と磁石持参が良い。小ピークから南東に逆落としの激下り、気を抜けない。所々ロープあり。沢音が近くなるにつれ暖傾斜になる。下り続け、琵琶滝展望台への水平道に降り立つ。道標はないが、分岐は明瞭、逆コースで登るときはここで右上へ。逆コースの方が激下りがなく良いか。下多古川を見下ろしながら10分で出発点へ戻る。初心者の単独行は避けたい。⇒トップページ