下多古川本谷
迫力ある名瀑と美しい淵、明るく穏やかな渓相が魅力 しもたこがわ 奈良県川上村
2016827日()曇×小雨 8:35駐車点→9:15入渓→9:55琵琶滝→10:55中ノ滝→11:40角千本淵→12:25木ノ葉入らずの淵→12:558m斜滝(引き返す)15:40駐車点
2012727日()晴 8:25駐車点→9:05入渓→10:10琵琶滝→11:20中ノ滝→12:15角千本淵→13:10木ノ葉入らずの淵(引き返す)→14:30出渓15:55駐車点
先週に続き美渓再訪。天気予報を確認せず出発したら小雨。国道169号を南下、下多古の道標に従い、川沿い林道を進む。狭いが終点まで舗装。途中「落石多く通行禁止」の掲示、後半、路面に落石が散乱。高巻くように高度を上げて行く。途中の湧水場に取水の人と車。終点手前の広い空地に駐車。先行車1台。百合ヶ岳登山口あり。目前に琵琶滝への道標と滝見道入口。本谷を見下ろしながら滝見道を進む。入渓点が分からず、前回、道が右上に曲がる地点で直進、沢へ下ったがさらに道を進み、木橋手前から沢へ下る。その分、前回より先まで進めた。小雨パラつく曇天、気分が乗らないまま入渓。猛暑の夏に寒気がする。程なく吊橋下を通過、琵琶滝50mを見上げる。前回、滝壺前まで迫り、左の急な枝谷の草付き岩壁を難渋しながら登り、滝見道に出たが、早くに滝見道へ通じる踏み跡を見つけ、無難に巻く。しばらく進むと中の滝40m、迫力ある大滝が連続。これも滝見道に通じる踏み跡をたどり、無難に大巻く。その後、穏やかな渓相の滑床が続く。樹林の趣も良い。のどかに進んでいたら釣師。音を立てないよう近づく。幸い気持ちよくあいさつ通過後しばらく沢に入らず。開けた雰囲気の良い所に角千本淵。直登できそうだが滑りそう。左側の垂壁に古いロープがあるが、もっと左から巻く。穏やかな渓相が続く。小滝をこなしながら進むと、流木に遮られ、慎重に渡る。その先で木の葉入らずの淵。印象に残らない2段の滝。前回ここでUターン。時間があり進む。右側の狭い岩溝をロープに助けられよじ登る。嫌な個所。さらに穏やかな渓相になる。凡流化せず、雰囲気の良さを保っており、詰め登りたいが良い下山路がない。最後の難所、8m斜滝。両側切り立った岩壁。右手前に巻き登れそうな斜面あり。ここでUターン。沢の復路はつまらない。中の滝落ち口からは滝見道をたどれる。進路不明瞭な個所もあるがテープと踏み跡をたどり、迷わず下山。途中、滝見台の東屋から琵琶滝を見納め。⇒トップページ