好天の3連休、雪山シーズン終盤、登り応えのある2名山へ車中泊で向かう。本山は、2013年3月墓谷山から登り、東尾根を下る。2015年2月鳥越から登ろうとして敗退。積雪期、一般コースからのアプローチは難しく、地図で登りやすそうなコースを探す。本山西方、菅並集落から谷を挟んで2本の長い尾根が山頂へ伸びる。「湖北の雪山50」の著者が372m三角点のある尾根を登り、墓谷山へ下っている。墓谷山からの下降は分岐を間違えそう。856m三角点のある尾根との周回が良さそう。どちらの尾根から登るか現地で判断することに。北陸道:木之本ICで降り、順調に菅並集落着。駐車可能な広い路肩がアチコチにある。眼前に372m三角点のある尾根。取り付き点を求めて進むと、天然記念物の巨木あり。近くに浄水場。急斜面を木枝を掴み強引に登り、短時間で尾根に出る。ブッシュがあるが、しばらく進むと歩きやすくなる。先行者の足跡あり、たまにテープもある。少し登ると、林道で尾根が寸断。崖が急で登るのに難儀。その先は特に障害なく、順調に進める。樹林の趣も良くなる。標高500m辺りから雪面になり、スノーシュー着用。登るにつれ雪山らしくなる。中間点と終盤に急登あり緊張。主尾根に出る所で雪庇を乗り越えるが、切れている個所があり助かる。厳冬期は苦労しそう。山頂部に出ると、一気に北面の展望が開ける。山名同定できないが、福井との県境、三国山方面か。ブナ林の趣も良い。元気な高齢男性とすれ違う。自分と同じ尾根の周回を逆コースで進んでいる。降路の不安があったが、この人の足跡があり安心。広く平坦な山頂、だれもおらず、山頂表示もない。北西へ暖傾斜の尾根をのどかに降る。ブナ林の気持ちの良いコース。西から南西へ伸びる長い尾根を下る。登路と比べ急傾斜が少なく、無難に下れる。樹林の趣も良い。標高700m辺りで尾根が大きく分岐。目印テープあり、左へ急下降。終盤、林道へ降りる崖が急で難儀。道を横切り、尾根を下ればよいのに、林道を左へ進み引き返す。最後の下降は溝状の道をたどるが、急でブッシュもあり難儀。降り立つと、出発点の浄水場前。⇒トップページへ |