天 児 屋 山 |
人の通らないのびやかな雪原歩きが魅力のコース てんじややま 1244m 兵庫県宍粟市 |
2022年2月11日(金)曇 8:40駐車点→9:45尾根端取付A→11:301081m点B→12:351199m点C→13:30山頂D→15:001081m点B→15:40林道→16:35駐車点(地図) |
好天の予報の祝日、張り切って雪山へ。先日、西の峰越峠から登った本山へ東の大通峠から登ってみる。無雪期に空山~1081m点~本山~峰越峠と大周回したことがあるが、1081m点~本山の間は笹薮に難儀した。積雪の多い今年は難儀せず歩けることを期待。竹呂山登山口に駐車できるか心配。幸い車1台分の幅で除雪されており沿道は雪の壁。登山口はすでに5台駐車。駐車余地がなく、長い距離バックで戻る羽目に。幸い最後の民家前が除雪されており、そこに駐車。出鼻をくじかれた感じ。スノーシューを着用し、大通峠への林道を進む。先行者のトレースをたどる。昨冬の記憶でここと思った地点Aでトレースから離れ、尾根端に取り付く。道らしき跡がなく、道が違うと分かるがそのまま登り続ける。総じて急傾斜、深い雪に阻まれ、何度かひどく難儀。登り切った所は大通峠南西の1081m点Bの南の小ピーク。計画では本山から”くらます”まで足を延ばす計画だったが時間ロスし無理。1081m点から眼前1199mピークが白い壁のよう。雰囲気の良いブナ林帯を下り、登り返す。傾斜が急で、立木の少ない雪の斜面は避け、植林帯沿いに登る。ピーク手前から雪原の疎林になり、雰囲気が良い(写真)。くらますの姿が良い(写真)。登り切ると凍て付いた樹氷の世界。本山へのびやかな尾根を気持ちよく進む(写真)。天候不順で陽が差したかと思うと雪が舞う。本山への登りはやや急(写真)。最後は立木のない純白の急斜面の登り。峰越峠からだと、山頂は平坦路の続きでメリハリがないが、登頂した感じを味わえる。先日は山頂部に6,7人いてにぎやかだったが今日はだれもいない。360度の展望は素晴らしく、この山域の名峰、三室山(写真)、後山、植松山、くらます、氷ノ山などを見晴らす。歩んできた尾根が印象的(写真)。往路を急ぎ引き返す。1081m点から大通峠へ下り、トレースをたどって安気に下る。林道に降り立ち、10分ほど下ったところが往路のA点。峠への道はかなり沢沿いに詰め登ることが分かる。⇒トップページへ |