天 狗 山
大峰山脈マイナーコースだが雰囲気、展望、静けさが良い てんぐやま 1536m 奈良県十津川村
 2017610日()快晴 10:30石楠花岳→11:10山頂→12:25地蔵岳→14:00涅槃岳→15:20持経ノ宿→16:50白谷池郷林道ゲート
池郷川本谷遡行後、無事、予定の石楠花岳へ抜け出る。3年前、前鬼川本谷を遡行後、孔雀岳〜太古ノ辻を縦走。今回、その続きの縦走。山頂から少し進むと大峰奥駈道に出る。釈迦ヶ岳稜線を展望。天狗山へ向かう道中、新緑が陽に輝く。大峰山脈ではマイナーコースだが、総じて雰囲気が良く、展望も大きく開け、気持ち良く進める。有名峰から離れ、登山口までの距離も遠いため人気もなく、年配男性1人とすれ違っただけ。前鬼から登り、太古ノ辻〜涅槃岳往復とのこと。関心が沢遡行に向き、出渓後の縦走への関心が薄かったが、改めて地図を見ると、かなりのロングコース。テント泊装備で重い上、濡れた沢靴などを入れたリュックが重い。沢歩きの疲れと睡眠不足もあり忍従の前進。帰りの時間も気になる。入渓までの時間ロスがなければ、無理なく堂ノ谷出合付近でテント泊でき、2日目の行程も無理がなかったと思う。険しい個所はほとんどないが、小ピークまで含めると、8つものピークを越える。特に地蔵岳への登り返しはシビア。疲れ切って、最後の持経ノ宿への下りも長い。ようやく宿着。飲物がなくなり、喉カラカラだったので、備蓄の水がありがたかった。宿からの長い林道歩きも忍の一字。ウツラウツラしながら歩いており、休憩、気を取り直して進む。ようやく、昨日の出発点、ゲート前駐車のマイカーに戻る。⇒トップページ