高 塚
自然林の趣が良く、草花の彩り豊かな秀峰 たかつかやま 1621m 静岡県川根本町
2022529日()晴 3:55駐車点→5:55蕎麦粒山1627m→7:45山頂10:00蕎麦粒山→10:30山犬段11:30駐車点地図
昨日、大無間山から下山後、往路を戻る。国道362号からウッドハウスおろくぼ、三ツ星天文台の道標に従い南赤石林道へ。ウネウネ登り続けると、閉鎖中の林道入口前に出る。当初、天文台駐車場で車中泊、そこから歩くつもりだったが、大無間で13時間歩き疲れ、明日中に帰宅したく、閉鎖中の林道を進むことに。無施錠のゲート鎖りを外し侵入。所々路面に石や木枝が落ちているがかわしながら進める。大札山肩登山口にトイレやベンチ、駐車場が整備され、雰囲気も良く車中泊に最適。ここまでは舗装道。道中、夕食を取れる店がなく、インスタント食品で遅い夕食後20:30就寝。3:00起床、未舗装の道を走り、山犬段への林道「蕎麦粒線」入口手前の路肩に駐車。バナナ1本食べて出発。朝焼けに富士山のシルエット。蕎麦粒線を10分歩くと、A点に登山口道標あり。短時間で尾根上に出る。急な起伏を繰り返すダートな痩せた尾根道。蕎麦粒山南の1543m峰から雰囲気が良くなる。蕎麦粒山頂東面は切り開かれ富士山などを展望。この先、山頂までブナなど自然林の疎林帯、趣が良い。起伏も緩やかで安気に進める。公設の道標は分岐点など要所にしかないが木の幹に赤ペンキマークが所々あり、踏み跡をたどって進む。どこでも自在に進めるためコースアウトしやすい。B点に三ツ合分岐道標あり。オオヤシロはピークを過ぎて若干残っている程度。山頂手前からバイケイソウが一面覆うようになる。花が咲くと見事だろう。広く平坦な山頂は自然林中、展望はない。道中、樹林の切れ間から5年前登った黒帽子や大無間が見え、感慨あり。蕎麦粒山から山犬段へ下る。暖傾斜の楽な道。山犬段にトイレ、休憩舎、案内板、広場などあり。道中、若者二人と会ったが車も人気もない。林道を歩いて駐車場所まで戻る。所要1時間、往路の山道より楽。林道は尖った石が多く、ダートな個所もあり、車で進むか歩くか判断が分かれるところ。車まで戻ると、次々ハイカーが通過。皆から林道を走れるのか聞かれる。天文台に駐車し、大札山を縦走してきた人達のよう。早く下山できたので18時過ぎ帰宅。一句「一面にバイケイソウや高塚山」⇒トップページ