ロングコースに加え険しい悪路のある難峰 だいむげんざん 2330m 静岡県静岡市葵区
2022528日()晴 2:30諏訪神社→5:05小無間小屋→7:25小無間山2150m→9:25山頂11:25小無間山→13:35小無間小屋15:35諏訪神社地図
300名山行再開。静岡県の300名山のうち未踏の本山と高塚山を目指す。前日8時自宅発。低気圧が西から東へ通過、各地で大雨警報が出され案じていたが影響なし。新名神、伊勢湾岸道、新東名と乗り継ぎ、島田金谷ICで降り、国道473号、県道77号を北上。予想より道路状態は良く、山奥までよく整備されている。井川ダム辺りで狭い曲がりくねった道がしばらく続く。14時半に田代集落着。歩いて登山口の諏訪神社を探す。オートキャンプ場、田代バス停の少し手前から集落内へ入る道へ左折。すぐに二分する道を登山口小道標に従い左へ。狭い道を登ると神社着。境内外に登山者用駐車場あり。境内に簡易トイレがあるが県道沿い「てしゃまんくの里」トレイを使うよう注意書き。駐車場から少し下の平坦地で車中泊。2:00起床。バナナ1本食べ出発。登山口で登山届投函。ヘッドライト頼りに植林中の踏み跡をたどる。どこでも自在に歩けるため何度かコースアウト。4時過ぎには薄明るくなる。小無間小屋手前で急登になるがここまで普通の登り。イワカガミが沿道彩る。白色が多く珍しい(写真)。小屋〜小無間山の間、痩せた岩稜の険しい起伏が続く。最後の鞍部から小無間への急登は崩落地(写真)。鞍部の難所、10m位の距離だが人幅位の所、ロープ頼りに渡り切ると崩落地沿い灌木中を急登。小無間まで急登続き。小無間〜山頂の間は暖傾斜の普通の山歩き。A点、中無間2109mで進路を左へ転じる。山頂手前で健脚の若者に追いつかれる。ドーム状の山頂は樹林中、展望はない。若者と少し話す。地元の人。総じて道中、樹林の趣は良いが展望は乏しい。山頂手前で北面、南アルプス南部を遠望。下降中、10人位と会う。小屋泊の人もいる。小無間の北側、赤石温泉の方から登ってきた人もいる。このルートだと鋸歯の難所を回避できる。小無間から下降時、コースアウト、幸い短時間で気づく。往路より緊張せずに崩落地を通過。その後の急峻なアップダウンにゲンナリ。イワカガミを撮りながら進む。ようやく小屋着。辺りの雰囲気が良い。小屋泊の若者達が談笑中。疲労感が強いが小屋からは安気な下り。予想以上にシビアなコースだったが無事下山。一句「岩稜に岩鏡群れ風そよぐ」⇒トップページ