白 倉 岳
展望はないが自然林の趣と静けさが良い山 しらくらだけ 950m 滋賀県高島市
2018120日()曇×小雪・小雨 8:05栃生橋→10:35南岳→11:20山頂→12:10烏帽子岳→13:30鷹ヶ峰→14:15548m三角点→14:50NHK電波塔→15:10村井バス停→15:45栃生橋
寒気が緩み好天続きの週末、関西全域好天の予報に勇んで雪山へ。先週、道路が心配で見送った本山へ。5年前春に登ったが積雪期に登ってみたかった。国道367号をはさんで対面する比良山系と対照的に人気のない地味な山。先週の深雪の武奈ヶ岳は踏み跡をたどって往復、物足りない。自力で登降したい。湖西道路真野ICから国道367号へ。先週と対照的に沿道に雪はほとんどなく、花折峠も難なく通過。坊村でトイレ借用後、栃生橋近くの広い路肩に駐車。本山にも雪が見当たらず拍子抜け。重いスノーシュー持参、ワカンを持参せず後悔。橋を渡り、右へ少し進むと、新しい登山口道標あり。この道標が要所にあるが小さく低いので深雪だと埋もれてしまう。尾根端から取り付く。雪はなく、夏道をたどる。いきなり急登、ロープあり。程なく中程度の傾斜になる。途中から積雪、先日の雨で締まっているが時々足を取られるのでスノーシュー着用。本山系は展望が開ける個所はないが自然林の趣と静けさが良い。気持ちの良い開けた暖傾斜地を過ぎ、南岳南分岐着。ここから北へ縦走。予報に反し曇天、雪が舞い始める。中岳まで結構距離がある。中岳山頂の台杉の迫力。本山へは暖傾斜、難なく登頂。変哲なし。進路を北西に転じ、痩せ尾根を進む。なぜか稜線上ピークの方が雪が少なく、地面が出ており、スノーシューの着け外しが面倒。峠を過ぎ烏帽子岳着。西へ伸びる尾根へ進まないよう進路を転じる。村井への下山路を見送り、鷹ヶ峰へ。点々と続くテープに誘導され、山頂着。ブナの大木あり。道標の桑野橋の方へ暖傾斜の尾根を下る。一面積雪になるが面倒でスノーシュー着用せず。小雨になる。テープがなくなり不安に進んでいると、北東から東に転じる位置に「くわのばし」大道標あり。桑野橋へ下ると車道歩きが長くなるので、548m三角点から南へ伸びる支尾根を下る。幸い雪がなく、三角点確認。ヤブはなく疎林中、磁石を見ながら下る。終盤、急傾斜、立木頼りに下る。緑のNHK電波塔巡視路に降り立ち、村井の八幡神社近くに出る。終盤、尾根筋を外していたよう。天気に恵まれず展望もなかったが、自力で進み、満足。トップページ