三 久 安 山 |
山上の自然林の趣は良いが山麓の伐採地が風情台無し さんきゅうあんさん 1123m 兵庫県宍粟市 |
2018年5月12日(土)晴 8:05駐車場→9:25阿舎利山→11:15932m三角点→12:35山頂→14:40駐車場 |
好天の週末、先週の東山に続き、登山道のないコースへ。積雪期に登りたく、ネットで調べた阿舎利山〜本山の周回コース。中国道:山崎ICから国道29号を北上。音水湖中程、野外活動センターの方へ大橋手前で右折。本山登山口標柱のある林道入口の小駐車場に駐車。林道を緩やかに登り、取付点を探す。山麓、伐採のための作業道が伸び、荒れている。作業道から適当に山に取り付く。ヤブはなく、難渋せず進める。急登だがあえぐ程ではない。予定の尾根に乗れたよう。この山域でよく見る地籍調査の小標柱とテープが続き、安心感あり。程なく811m三角点下の鞍部に出る。この辺りから自然林の趣が良くなる。明瞭な尾根の急斜面を淡々と登り、阿舎利山頂1087m着。静かな平坦地。方位を確かめ、本山へ向かう。左側、自然林、右側、植林。疎林中、藪はなく、歩きやすい。雰囲気は悪くないが展望は得られない。少し進むと、右下に林道が見える。林道が見えなくなった先のピークから進路を北へ転じるが、東へ進み過ぎてしまう。ネットフェンス沿いヤブ中を下降。コースミスかと思うがそのまま急斜面を小沢まで下降。急斜面を難儀して登り返す。不安だったが無事932m三角点着。朽ちた道標あり。ここからも西へ音水湖へ下れそう。尾根伝いはヤブがあり、陽ざらしで、左側、植林帯の踏み跡をたどる。明瞭な杣道になり、尾根を巻くように進むが、味気ない植林帯。途中で尾根上へ戻ると、趣の良い自然林。程なく10年前登頂した際の分岐道標に遇う。程なく山頂南のピークに出る。音水湖への分岐道標あり。下って登り返すと山頂。明るく開けたドーム状地。樹林の趣も良い。展望は乏しく、藤無山が見える程度。北・東の尾根も雰囲気が良く少し進んでみる。東の尾根の樹間から氷ノ山。南のピークへ戻り、帰路につく。踏み跡、テープ、道標があり、迷わず進める。931m三角点から進路を南に転じる。正面に阿舎利山〜本山への稜線と新緑の山腹を見ながら下ると、ダートな林道に降り立つ。植林中に降路の目印がなく、仕方なく林道をたどり下る。急傾斜になり砂利に足を取られそうで不快。下から登ってきた高齢男性とグチをこぼす。舗装道終点に降り立つ。登山口標柱あり。広い路肩に数台駐車。20分の歩きで駐車場へ戻る。⇒トップページへ |