巻 機 山
山上ののびやかな起伏と山肌の美しさが印象的な100名山 まきはたやま 1967m 新潟県南魚沼市
202496日()晴✕曇 5:20桜坂駐車場→6:405合目A→7:306合目B→9:20前巻機C10:10山頂11:10前巻機→12:306合目→13:105合目→14:15駐車場地図
前日、八海山から下山後、巻機山麓清水地区の民宿泉屋泊。2食付7500円。他に客は東京から来た67歳の男性だけ。食事時あれこれ山話。4:30朝食可。桜坂への道は狭いが舗装道。広い駐車場が3か所ほどあり、きれいなトイレのある第2駐車場へ。どこに停めても大差ない。登山道、道標等整備され安心して歩けるが総じて急登が多く、日帰りではかなりのタフさが必要。今年5、6、7月の300名山行では体調不良は感じなかったが、今回は夏バテか脱力感、食欲不振など体調がシャキッとせず足に力が入らない。次々に人に抜かれながらトボトボと登り情けない。5合目までの急登をこなし、少し暖傾斜になる。6合目から天狗岩とフクビ沢を展望。1時間おき位に休み、気を取り直しながら登る。リタイアしたいような弱気にもなる。7合目まで暖傾斜だが再び急登となる。樹林帯を抜け、展望が開け、少し気分が良い。9合目の前巻機へ苦しい急登。登り切ると山上別天地のような光景(写真)!のびやかな起伏に山肌の美しさはこれまでの山の中では一番。昨年登った会津駒ケ岳と雰囲気が似ている。休憩後、気分一新、避難小屋へ下った後、最後の登り。辛抱で登っていると、昨日同宿の人が下ってきて挨拶を交わし、程なく広い山頂稜線上の御機屋Dに出る。山頂標柱があるが、最高点目指し東の高みへ。10分位で着くが何の表示もなく小ケルンがあるだけ。その先の高みの方まで行ってみるがやはり元の所が高そう。牛ヶ岳まで行きたかったが余裕がなく、ガスに覆われており引き返す(写真)。御機屋では山上の様子が分からず、最高点まで足を伸ばしてよかった。やはり山肌の美しさが印象的(写真)。往路、下山の余力があるか不安だったが少し元気回復、休みながら無事下山。山上で登山靴底が外れタオルで縛っている女性と会い、その女性だけは追い抜いて下山したが少し遅れて女性も無事下山。一句「帽子脱ぎ秋風に吹かれ山下る」⇒トップページ