八 海 山
鎖場の連続する切り立った岩稜を越えて登頂する200名山 はっかいさん 1778m 新潟県南魚沼市
202495日()晴→曇 7:10ロープウエイ山頂駅→8:15女人堂→9:15千本檜小屋→10:30大日岳11:05入道岳迂回路→12:45千本檜小屋→13:40女人堂→14:50ロープウエイ山頂駅(地図
新潟方面の300名山未踏峰登頂を目指し、8月盆休み明け以降出発のチャンスをうかがうが天候不順が続く。近畿直撃の台風が消え、小康状態が続きそうなタイミングで出発。この夏は異常な暑さだったが9月になっても余り涼しくならない。今回は事前に宿を手配。前日、神戸の自宅7:00発、名神、北陸道、関越道経由で大和ICで降り、16:00ころ宿の八海山麓サイクリングターミナル着。普段学生の合宿に利用されているようだが当日宿泊は自分だけ。夕食付6000円と安い。翌5:00起床、6:20ころロープウエイ乗場着。大駐車場に駐車は少ない。きれいな水洗トイレあり車中泊適。ロープウエイは8:00始発だが7:00発の雲海展望臨時便に乗れる。他に高齢登山者3名。76歳で300名山登頂を目指している岡山の男性と少し話す。7分で山頂駅着。階段を登り展望台から雲海を見てから縦走路へ。女人堂まで暖傾斜の楽な道。バイオトイレのあるきれいな避難小屋がある。薬師岳までやや急登。千本檜小屋越し地蔵岳が屹立(写真)。小屋を過ぎいよいよ切り立った岩稜へ。鎖場・梯子場のアップダウンを繰り返す。ざらざらした滑りにくい岩質だが足がかかりは少なく、鎖をしっかり握り足を滑らせないように必死で通過。高度感、恐怖感がある。六日町方向の平野を見晴らす。最後の大日岳に攀じ登ると、山頂駅を同時に出た人が迂回路経由で先に登頂している。通過してきた岩稜を振り返る(写真)。大日岳からの下降の鎖場が一番長く急、下り切ってホッとする。入道岳まで痩せ尾根だが普通の山道。山頂標柱には丸ヶ岳ともある。休憩中、男性2名到着。復路、大日岳手前から迂回路へ。切り立った岩稜下部をトラバース。半分位は普通に歩けるが梯子や鎖を頼りに通過する難所が断続、気を抜けない。千本檜小屋まで戻ると安全圏。往路を順調に戻り、15:00発のロープウエイ乗車。明日の巻機山登山口近くの宿へ向かう。一句「岩稜の鎖場小さき秋の花」⇒トップページ