黒 尾 山
寒風吹く荒天下、急登、痩せ尾根のスリルあるコースに苦闘 くろおやま 948m 滋賀県東近江市
2019427日()小雨→曇→雹→晴 8:40駐車場→9:45丸山→11:20山頂→14:25銚子ヶ口→15:30風越谷林道→16:25国道421号16:50駐車場地図
10連休初日、全国的に荒天の予報。県北の山へ行きたいが雨模様。比較的天気のマシそうな鈴鹿の山へ。昨秋、カクレグラ〜雨乞山を縦走した続きで佐目小谷を挟んで並行する長い尾根を縦走してみる。名神高速京都〜大津間で渋滞。八日市ICから国道421号を東進、道の駅に駐車したがすぐ向かいに登山者用駐車場あり、移動。予報に反し小雨。尾根端の取付きは楽。植林中、送電線鉄塔管理道をたどる。雨は小止みになるが寒風吹きすさび、耳当て、手袋着用。冬に戻ったよう。急登や超痩せ尾根あり、気を抜けないシビアなコース、進行はかどらず。自然林の趣が良くなる。昼前、ようやく登頂。展望はないが雰囲気は良い。進路を確かめず北西進(永源寺ダム湖畔から直登するコース)、戻る。。この先、疎林の趣が一層良くなるが、強い寒風に加え、雹が降り始める。切り立った岩壁上、痩せ尾根のキレット越えに緊張。群生するイワウチワ、鈴なりの馬酔木、新緑を撮りたいが、ゆとりなく必死で通過。逃げ出したくなるような悪場。その先は穏やかな様相。銚子ヶ口〜イブネの縦走路に出る手前で、尾根下を巻き進む。眼前に銚子ヶ口が見えているが進路に迷う。逆コースで本山へ向かう場合、本尾根への分岐は分かりにくい。短時間の登りで銚子ヶ口西峰登頂。少し先の東峰から鈴鹿山脈の連なりを展望。眼前、釈迦ヶ岳。北へガレた急斜面を下降。明瞭な道をたどり林業用モノレールの軌道沿いに下降。北東へ下降、様子も前回と違い、引き返すが急斜面を登り返すのが面倒、そのまま下降してみる。急傾斜の尾根をジグザグに下り、荒れた林道に降り立つ。掲示板で風越谷と分かる。林道歩きが長く、興覚めだが大幅な時間ロスは避けられる。それにしてもどこでコースアウトしたのか。帰途、京都まで渋滞。⇒トップページ