駒 ヶ 岳
 福井県側から長い暖傾斜の尾根を登下降 こまがたけ 780m 福井県小浜市
2022410日()晴 8:30駐車点→8:50落合橋A→9:35尾根上→10:25千石山→12:20山頂→12:50下降開始点C→14:40落合橋→15:00駐車点(地図
昨12月、百里ヶ岳から縦走・周回した本山へ福井県側から周回してみる。地図を見ると、千石山から本山へ長い平坦な尾根が延びている。また、本山西の標高730m点から北へ長い尾根が延びており、出発点へ下降できる。ネットで本コースをたどった記録があり、問題なさそう。名神:京都東ICで降り、湖西道路を経て国道367号、303号、27号を走り東市場で県道23号へ。神戸はもう葉桜だが沿道満開の桜。池河内の最後の民家(お寺)から先の林道は通行止め。駐車禁止のバスロータリー端に駐車。川沿い林道を進むと3か所ほど倒木が林道をふさいでいる。1kmほど歩くと、尾根取付点の落合橋着。欄干支柱に千石山道標、取付点に太い黄テープあり。以降、このテープが時々現れる。尾根端は取り付きやすい。総じて急傾斜だがそれほど難儀せず45分で尾根上に出る。テープに落合橋方向が記されており、逆周回の場合、下降点が分かる。道中、淡いピンクのイワウチワに出遭う。コブシが多く(写真)、これ程見たのは初めて。千石山手前、標高550m辺りから急傾斜の登り。テープに従い直登せず左へ進むと若干暖傾斜になる。千石山頂は広いドーム状で展望は得られないが自然林の雰囲気が良く気持ちが安らぐ。軽食休憩。日蔭に少し雪が残っている程度。先週の東・西床尾山に雪がなかったのでワカン、スットク、スパッツは持参せず。この先、緩やかな起伏の長い尾根歩き。雰囲気の良い疎林帯(写真)をのどかに歩け、今の自分にはピッタリのコース。距離は長いが平地並みの速さで進め、千石山から約90分で登頂。高齢男性が一人。三十三間山方向の山並みを展望。少し残雪が見える。雪山シーズンは終わったようだ。軽食休憩後、縦走路を西進。木地山への下山道標Bを見て次の小ピークが下降開始点。木地山峠への道標と1016,1018の数字のプレートがある。北へ暖傾斜の尾根が延びておりすぐに分かる。往路同様、これ程長い暖傾斜の尾根も珍しい。尾根筋も比較的はっきりしており、地図、磁石、高度計で照らすことなく安気に下降を続ける。一部灌木帯を巻くが総じて歩きやすい疎林帯、雰囲気は悪くない。道標はないが歩かれている形跡や古いテープがある。詰めの下降は急。踏み跡をたどり下降を続けると、堰堤上に出る。左に落合橋が見え、少し横移動で橋に出る。こちらから取り付く場合、直登は急過ぎる。黄テープに従い堰堤横から登る。期待どおりの良い周回コースに大満足。帰路も桜を見ながら走る。好天の週末、車が多く、湖西線の大渋滞だけが不快。一句「空広き疎林の尾根にコブシ咲く」⇒トップページ