百 里 ヶ 岳 |
駒ヶ岳まで縦走する趣と展望の良いお勧め周回コース ひゃくりがたけ 931m 滋賀県高島市 |
2021年12月5日(日)曇 8:30木地山集会所前→10:30山頂→11:25木地山峠→12:40与助谷山B →13:35駒ヶ岳780m →14:00下山口C→15:10集会所前(地図) |
行先に迷った末、本コースを計画。本山は3年前、黄色線の尾根から登り、今回の登路を下降。駒ケ岳は4年前、池原山から登り、縦走後、木地山峠から下山。今回はこの山域を代表する2山を結ぶ周回コース。関西全域好天の予報に反し、車で走行中、降雪。まだ冬タイヤに替えておらずUターンしようかと迷う。幸い雪はやみ、集会所前の空地に駐車。先行車1台。ロングスパッツ着用。木地山峠の方へ進み、最終建物を過ぎ、北谷・南谷出合で小橋を渡ると、峠への道標あり。この地点から尾根に取付きやすそうだが、峠側へ少し進み、小谷を過ぎた所から取付く。登山口小表示あり。道はないが灌木の枝が刈り払われ、人の手が入っている。テープも散見。濃いヤブはなく、難渋せず進める。急登後、中程度の傾斜から暖傾斜になる。雑林帯で雰囲気は良い。途中から積雪があるがまだ浅く、水っぽい。先行者の足跡が続く。冬空の下、陽が差さず寒々しい。防寒帽、雨具上着、手袋着用。冠雪の樹林が美しい。山頂手前から踏み跡がある。順調に登頂。足跡は複数あるが人はいない。寒くて急ぎ木地山峠へ下降。この先、高島トレイルの黄テープが点々と続く。初めて通る道だが雰囲気は良い。石仏のある狭い峠で軽食後、桃谷山Aへ登り返す。急登が続きシビア。登り切ると、駒ヶ岳までの稜線を見通せる。長い縦走路だが緩やかな起伏の明るく開けた尾根、ブナなど疎林の趣が良く、気持ちよく進める。地図にはないが与助谷山頂から南への下降道標あり。C点で下降口道標と下降する尾根を確認し、駒ケ岳へ。北西面、冬枯れの薄茶の樹海越し小浜湾が見える。広く開けた山頂部の雰囲気は良い。展望も開け、北東、薄く冠雪した山は三十三間山か。琵琶湖越し伊吹山。軽食後、C点へ戻り、下降。明るく開けた疎林の尾根。テープが多く迷わない。中程度~暖傾斜で気持ちよく下れる。終盤、急傾斜になるがジグザグに踏み跡をたどる。二俣の小沢出合に降り立ち、左岸へ渡渉。飛び石伝い渡れるが沢に渡した丸太木をまたいで渡る。沢沿い踏み跡を進むと集会所が見える。渡渉し桃色線をたどればよかったが、現れた道標が示す「ろくろ橋」D点まで踏み跡をたどり、遠回り。集会所付近には駒ヶ岳への登山口道標はないので要注意。集会所前の小鉄橋を渡り、赤テープに従って小沢二俣まで行けばよい。百里ヶ岳山頂から今回登路の尾根を下るのも難しくはないので、本周回と逆周りでもよい。⇒トップページへ |