午前中、六甲の三ツ下谷遡行後、谷上駅へ戻り、本谷へ。12年前、多田繁治「北神戸の山やま」で惹かれ好印象だった谷。有馬街道、国道428号を西進。新大滝橋を渡り、車道高架が柏尾谷上を過ぎた所で、車道の切れ間から八王子神社側へ下る。右下に柏尾谷を見ながら谷沿い車道を進む。擁壁工事中で車両通行止めになるが人は通れる。滑床の渓流をすぐ左横に見ながら進む。雰囲気は悪くないが両岸は人工壁。沢中で高齢ハイカー達が談笑中。入渓点を求めながら渓流沿いの道を進む。前回は登山靴を濡らさないように遡行したが今回は沢靴持参。稚児ヶ墓山へ通じる沢分岐を過ぎ、道はまだ伸びているが、最初の滝前で入渓。小滝だが無理せず巻こうと林道に戻ると、高齢沢登りグループに遇う!沢で人に会うことは少なが、こんな所で本格沢装備の団体に遇うとは。先を譲ってくれる。本谷のほとんどは穏やかな滑床の浅い渓流。滝らしい滝はなく、沢登りの対象にはならないが全体の雰囲気は良い。ゴミなどなく荒廃しておらず、住宅街のすぐ裏に堰堤のない渓流が残っているのは極めて貴重。終盤ややダレてきたころ終点の貯水池石垣に達し出渓。樹林に囲まれた大池の雰囲気は良い。釣師が一人。登山靴に替え、山越えで谷上へ下る道へ。堰堤端から南進。地理院地図では、道は南東へ転じるが、527m点東のピークへ向かう道を登る。尾根上の道を西進後、南進。途中、東ノ峰への道と分岐。ここまで道標はないが歩きやすい明瞭な道。谷上へ下る道も概ね明瞭だが、所々ブッシュ化、進路に迷う個所あり。テープ、踏み跡を探しながら住宅地裏側に出る。住宅地を少し下ると、八阪神社あり。短時間で谷上駅着。⇒トップページへ |