三 ツ 下 谷
小渓ながら六甲では貴重な渓流 みつしただに 神戸市北区
201969日()晴 7:30谷上駅→8:20入渓8:40本谷出合→9:55出渓→10:55本谷出合11:55谷上駅(地図
雨天後の週末、スッキリしない予報に遠出は控え、近場へ。8年前遡行、好印象だった本谷を再訪。前回は登山靴で濡れないように遡行したが沢靴持参。北神急行:谷上駅から道標に従って山田道を安気に進む。道標に「右行止り」とある地点で山田道から離れ、左折。すぐに目印テープあり、渓流を渡り、右下に渓流を見ながら進む。ブッシュに遮られ、早めに入渓。凡流だが雰囲気は悪くない。しばらく進むと左に堰堤を見る。ここが本谷入口。古びたプレートに「三ツ下谷 熟練者向」とある。堰堤を右から巻く階段を登ると、テープ目印あり。本谷と並行する尾根の取付き点。堰堤2つを巻き、堆積した砂地を過ぎた辺りから遡行開始。総じて穏やかな渓流。沢登りの対象としては物足りないが、堰堤でズタズタにされた沢がほとんどの六甲で、最初の堰堤以外、堰堤がなく、六甲では貴重な渓流。小滝が3つ程現れる。2番目の滝は直登できそう、取付くが水流が冷たく、戦意喪失。後半の斜瀑がハイライト。快適にこなすと、最後の滝。直登できず無難に巻く。終盤の分岐、前回は左へ進み(地図のピンク線)、短時間で灰ヶ谷道へ出たが、右へ長く伸びる沢をたどる。次第にヤブっぽくなり、水流も細くなり、右へ登りやすい地点で出渓。ヤブはなく、短時間で尾根上に出る。尾根を越して南隣の渓流を下ることも考えたが、尾根上は切り開かれ、踏み跡、テープあり、尾根を下降。暖傾斜で歩きやすく、雰囲気も良い。進路に迷う個所もあるが、テープを探し、コースアウトせず最初の堰堤巻道に出る。渓流沿いの道をたどり戻る。往路のブッシュの箇所だけ不明瞭、後は明瞭。トップページ