地 蔵 谷
渓相の良い穏やかな谷 じぞうだに 1304m 三重県松阪市
2023813日()曇 8:30林道ゲート前駐車場→9:45入渓→10:45枝谷入口B→11:45尾根上→12:05赤ゾレ山頂D→13:10赤ゾレ山登山口14:10駐車場(地図
今月下旬予定の北海道山行に備えて買ったスポルティバの水陸兼用靴の試し履きを兼ねて、以前訪ねて好印象だった地蔵谷へ。国道166号を東進、長い高見トンネルを抜けてすぐに右折、旧道へ。最初の分岐を左へ急カーブし、道なりに進むと林道ゲート前の駐車場着。5台程駐車可。先着1台。すぐに1台到着、4,5人のグループ。前回はゲートを開いて林道を車で走ったが今回は歩く。林道は終盤ダートになるまでは状態は比較的良い方。1時間程歩き、地蔵谷入口着。林道から沢への下降は容易。谷入口の小滝を巻くのに前回右側から巻こうとしてイバラに阻まれ、左側手前から尾根端の急斜面を大きく巻いたので今回も左側から巻く。沢への下降にやや難儀する。遡行開始後、穏やかな渓相(写真)が続き難所はない。猛暑続きで就寝中も常時エアコンを点けているせいか心身がシャキッツとせず、渓相を味わいながらゆったりと進む。入渓後ほどなく現れる最初の分岐A、右俣は赤ゾレ山へ直登する。入口から見ると小滝が連続し良さそうな様子だが穏やかな本流を進む。入渓後しばらく片側植林だが両側、自然林の疎林帯となり、そちらへ登りたくなる。次の分岐Bで右俣へ進む予定(黄矢印)だったが、前回同様、入口の様子(写真)が良い左俣へ進む。小滝を右から巻こうとしてすべり右腕を岩で擦り、軽負傷。終盤、沢が細分、右へ進む。前回は適当な所で沢から離れたが沢を詰めてみる。水流が枯れたガレ場を登り、最終、草付きの急斜面を這い登る。趣の良い疎林帯に出、縦走路で休憩後、赤ゾレ山へ。予定より伊勢辻山C寄りにズレている。馬酔木の灌木帯を抜け、ドーム状の山頂から南面、国見山〜薊岳が眼前。遠くの山並みも展望。山頂から北東〜北へ長く延びる尾根を下降してみる。山頂に道標があり、道中テープが多いので迷わず進める。雰囲気は悪くないが期待したほど好くはない。終盤、急傾斜。下り切り、渡渉して林道に戻る。増水時は靴の中まで浸水しそう。渡渉点に登山口道標あり。以前、木原谷を遡行した時、入口の様子の良かった木梶山南西面の長い沢も遡行してみたかったが夏バテと時間不足で見送り、往路の林道を引き返す。一句「苔むした清流たどり涼新た」⇒トップページ