駒 ヶ 岳
 自然林の中、山上の稜線歩きを満喫 こまがたけ 780m 滋賀県高島市
 201741日()曇 8:20足谷口登山口→9:45主尾根上→11:20山頂→12:50与助谷山→13:40桜谷山→14:05木地山峠 →16:30北谷・南谷出合→17:40登山口
北陸の高い雪山を目指しピッケルまで買ったが、天気と仕事の都合で近畿圏内の山へ車中泊で出かける。若狭と京都の県境の山は日帰りでは遠く、馴染みの薄い山域。駒ヶ岳〜百里ヶ岳の県境尾根縦走を計画。国道367号を北上、朽木を過ぎて県道23号へ左折。登山口手前の路肩に駐車。予想に反し人家はない。山麓に雪はない。登山口標柱あり。いきなり急登。500m超えた辺りから雪面が現れる。1時間で池原山頂。山頂表示なし。主稜線まで登ると、桜谷山825mまで緩やかな起伏の疎林の自然林中、気持ち良く進める。主尾根上は残雪が多く、ワカンを使うが地面が出ている個所もあり、着脱がわずらわしい。複数の分岐道標があるが、地図にない地名が表示されている。山頂部の雰囲気、展望は良く、北面、三重嶽方面を展望。さらに進むと、眼前に百里ヶ岳。縦走意欲が湧く。時間的に足谷口へ下ることは無理だが、山頂から東へ伸びる尾根を下れそう。桜谷山から急斜面を下り、石仏の祭られた峠に降り立つ。百里ヶ岳へ向かうか迷うが、下りの尾根の状態が分からず、明日の登山口への移動時間も考え、峠から北谷を下る。雪のなかった登路に反し、谷は雪で埋まっている。判断ミスに気づくが、ままよと小渓流沿いに進む。両側、雪の急斜面。グズグズの雪で踏み抜きやすい。渓流中を石伝いに進んだり、靴を濡らして渡渉したり難渋。地図ではじきに林道に出そうだがなかなか出ず、ようやく南谷との出合着。山頂からの尾根が降りてきており歩きやすそう。テープもある。百里ヶ岳へ向かえば良かった。積雪期の谷へ入ってはいけないことを痛感。県道23号沿線に人家は少なく、冬どの程度除雪されているのか。冬季再訪したいコース。⇒トップページ