雑木林の趣に惹かれ未踏の谷・尾根探索 はちがおやま 677m 兵庫県丹波篠山市
20251213日()晴×曇 8:30小原自然公園→10:25山頂11:30林道A→13:00B点→14:10C点15:00小原自然公園地図
先週、四十八滝コースから登った本山の雑木林の趣に惹かれ再訪。本山の東と南にある暖傾斜の谷をたどり、山頂とサルガイチ山の南の尾根を下降してみる。神戸の自宅を7:00前発。北神戸線、中国道、舞鶴若狭道経由、丹南篠山口ICで降り、カーナビ任せで雨石山登山口の小原自然公園へ。国道173号沿い、公園への分岐点に雨石山への小道標あり。公園は朽ちた案内板があるだけ、空き地に適当に駐車。走行距離77km、所要1時間半。念のため沢登の足ごしらえで出発(結果的には渇水期は普通の登山靴で可)。枯木立や柿の木など山里の風情が良い。人家前を抜けてイヤ谷へ。ガイド本に三嶽修験道の入山コースとあり、期待していたが雑然とした雰囲気、足元も悪い。暖傾斜の広い谷で楽に進める。進むにつれ雑林の雰囲気が良くなる。終盤、誘導の赤テープあり。詰めの急登は暗い感じの正面を避け、明るい右側を登り、短時間で尾根上に出る。先週通過した尾根、一帯雑林の趣が良い。尾根上に出て25分で登頂。先週来たばかりで感動はないが、雨石山、小金ヶ岳など山並みや山麓の山里を見晴らし、気持ちの良い広く平坦な山頂。軽食後、南へ下降。祠の裏の踏み跡をたどるとすぐにヤブになり、何とか正しい道に出れたが正しい入口は少し離れた所にある。急下降が続くが進路明瞭で歩きやすい。樹林の趣も良い。約45分で林道に降り立つ。道標はなく、大岩下に朽ちた祠あり。短時間で弁天池着。堰堤から池の右側をへつるように進み、池の涸れた所へ降り、軽食休憩。イヤ谷と比べ谷が狭く、渓流の趣が良い。1か所小滝、一見通過困難だが左側から無難に巻ける。その後、明るく開けた様子になり、雑林の趣が良くなる。最後の急登は右へ登れば楽そうだったが正面を詰め登る。前回休憩した雰囲気の良い鞍部に出る。南の小山に登ると、サルガイチ山の小表示あり。南東へ痩せ尾根を下る。眼前に本山、北面の展望が開ける。暖傾斜もあり歩きやすい尾根。激下りなく、鞍部に降り立つ。前回、弁天池から登り切った所。ここから弁天池まで今回一番の悪路。弁天池堰堤の下に駐車スペースあり。帰途、林道沿いにキャンプ場が2か所、駐車スペースがあるが駐車してよいかどうか。順調に出発点へ戻るがやや期待外れで物足りない。一句「丹波路や粉雪散らす里の山」⇒トップページ