二 岐 山
山頂からの展望の良い300名山 ふたまたやま 1544m 福島県天栄村
202469日()曇 4:05御鍋神社駐車場→5:05ブナ平→6:00山頂→7:00ブナ平7:40駐車場(地図
前日、男鹿岳から下山後、二岐温泉へ。道中、本山と思われる秀麗な双耳峰が目を惹く。男山、女山の2峰からなり、二岐温泉を基点に周回するのが一般的、所要6時間ほどだが、当日中に帰宅するため、最高峰の男山往復にする。観光協会に紹介された桂祇荘は2食付16000円と高いが朝食なしで1600円安くなる。朝食代わりのおにぎりは2個330円。設備は一部古く、温泉は熱くてゆっくり入れなかったが料理はとても良かった。20:00就寝、周囲が騒がしく安眠できず。3:00起床。御鍋神社への林道は舗装道と思い込んでいたら未舗装の狭い道。道路沿いの駐車場は広い。徒歩10分で登山口着。ここにも数台駐車できるが林道の状態が悪くなるので神社駐車場に停める方が良い。よく整備され歩き込まれた登山道を登る。しばらく急登をこなすと平坦なブナ平。かつてブナの伐採が行われていたが地元の反対で中止され、その後植えられた木はまだ大きくなっておらずやや期待外れ。ぬかるんで歩きにくい湿地帯を抜け、山頂への急登。少しの頑張りで登頂。四方の展望が開けるが曇天ですっきりと遠望できない。すぐ南面に那須連山へ連なる旭岳の鋭鋒、なだらかな三本槍岳。北面、磐梯山など遠望できるようだがしかと分からない。すぐ眼下に女山の樹海、風力発電の風車。そちらへ向かいたくなり、ゆとりがあれば周回がよさそう。おにぎり1個食べ下山。5人程と会う。下山口で会った人から子熊を見たと聞く。熊注意の掲示板もある。車での帰路、林道を沢山の人が登ってくる。最初、日曜だからかと思ったが何かのイベントのよう。後日、山開きだったことが分かる。いずれ地元では由緒ある人気の山のよう。まっすぐ東北道:白河ICへ向い、圏央道、新東名と高速を乗り継ぎ、760km走り、18:30神戸の自宅着。今回の300名山行では3山しか登らなかったが皇海山、男鹿岳に5山分位のエネルギーを使う。これで関東方面の300名山は登頂。一句「無事帰宅留守の妻注す冷酒かな」⇒トップページへ