男 鹿 岳

林道歩きが長い上、登山道未整備のヤブ山 おじかだけ 1777ｍ 福島県南会津町

2024年6月8日(土)晴✕曇 2:30滝沢橋→3:35釜沢橋→4:55オーガ沢橋A→6:20大川峠C→7:55栗石山D→8:55山頂→10:55大川峠→15:00滝沢橋（地図）

6日皇海山から下山後、かじか荘泊。15時間強歩き階段の昇降が辛いほど疲れ切っていたが、幸い翌朝には回復。国道を乗り継いで本山登山口へ。途中、名勝龍王峡に寄る。スケールの大きな渓谷で遊歩道の趣も良い。田島の町から少し進み、県道369号を南下。走りやすい良い道。栗生沢まで人家あり。最終人家からしばらく進んだ所で通行止めゲート。滝沢橋を渡ってすぐの地点。路肩で車中泊。林道の途中で雰囲気が良いとは言えず、田島の町のビジネスホテル泊の方がよいか。2:00起床、軽食後出発。釜沢橋まで歩きやすいが途中、道路が陥没、車両通行不可。釜沢橋から次第に道が荒廃。オーガ沢橋手前で道が大崩落、通過にやや難儀。オーガ沢橋から先、一層荒廃、石ゴロゴロで歩きにくい。崖崩れや道の陥没も数か所ある。山頂から北西に長く伸びる尾根(水色線)を利用する人も多く、取付きB点にテープと踏み跡があったが樹木が密生しており、取付く気になれず。4時間近くかけてようやく大川峠着。開けていて雰囲気が良い。軽食後、山道へ。テープ、踏み跡あり、取付きやすい。笹薮は案じた程ではなくひどく難儀することはなかった。踏み跡は不明瞭だがテープが多く、踏み跡とテープを探しながらひどく迷うことなく進める。栗石山を経て無事山頂部へ出るが、暖傾斜の広い山頂部、どこに山頂標識があるのかとまどう。山頂部にはテープもなく、ヤマップのGPSなど頼りに高みへ向かい、山頂標識到達。栃木百名山とある。日本300名山、栃木100名山にこだわる人以外には勧められない山。少し先の切り開きに三角点があり、東面、那須連山を展望。樹林中、他に展望はない。満足感のないまま往路を戻る。下山の方がテープ、踏み跡を見つけやすく、余り迷わずスームズに下山。一句「テープ頼り踏み跡探し山登る」⇒トップページへ