粟 鹿 山

仕事休み、色々やりたい事があるが、好天の予報に但馬の名峰へ。5年前、北から登ったが物足りない思いが残る。
「たじまハイキング」紹介の長い尾根コースで再度臨む。播但道:朝来ICから国道312号を少し北上、伊由市場で
県道526号へ右折。しばらく直進後、青倉神社への道標に従い右折、狭い道をウネウネ登っていく。グングン高度を
高め、山並みの展望が広がる。神社下を通過、黒川温泉の方へ。途中で温泉への道と分岐、黒川ダム湖北側の
周回道路へ。ウネウネ狭い道を走る。東屋がある地点、坂根峠への登り口。広い路肩に駐車。近畿自然歩道の
案内板、道標あり。すぐに峠に出る。表情の良い石仏に挨拶、出発。踏み跡とテープしかないが、植林と
自然林の中、落ち葉を敷き詰めた路面は歩きやすい。程なく車道に降り立ち、林道工事入口の看板を見て、すぐに
山道に戻る。テープがあり、余り迷わずに進めるが、テープがないと、尾根筋を読み違えそう。地図と磁石で位置を
確認しながら進む。総じて起伏は緩やかだが、大名草峠への下りと登り返しは急。769mピークへ登るにつれ、南面の
山並みの展望が開ける。ブッシュの刈り払われた地点を通過、少し足をとられる。山頂に近づき暖傾斜になる。
自然林の趣が良い。程なく車道沿いのトイレ脇に出る。電波塔の方へ車道を登る。予報に反しガスっている。
電波施設に占拠され、展望が取り柄の山頂、ガックリ。施設横の高みへ登り、三角点確認。和田山の町並みを
見下ろしながらつまらない気持ちで食事していたらスが晴れてくる。車道を下り、南東の山並みを展望。丹波の名峰
三岳か。往路を引き返す。北西、氷ノ山を遠望、西面、竹田城跡朝来山が見える。773mピーク辺りで
樹間、眼前に本山。重量感、存在感があるが、山頂の電波塔や山腹を切り裂く林道が山を傷物にしている。降路、
尾根筋を間違えやすい。慎重に下っていたのに、最後に失敗。773mピークを過ぎた辺りで尾根が2分、点々と続く
ピンクテープに引かれ右へ進むが北進している。傾斜も急過ぎるが、下に林道が見え、ままよと木枝を掴みながら
急斜面を下る。幸い高い擁護壁に木段あり、無事林道に降りる。しばらく林道を歩き、往路の林道工事入口に戻る。
いささか消耗。静けさと尾根歩きの醍醐味が良さか。⇒トップページ

長い尾根歩きを経て、電波塔林立の好展望の山頂に立つ あわがやま 952m 兵庫県朝来市

2012530日()曇 8:10坂根峠下→9:15大名草峠→10:20山頂→11:45大名草峠→13:05坂根峠下