芦 谷 岳 |
縦走路に乗れず登頂できなかったがブナ林の素晴らしさに満足 あしたにだけ 866m 福井県美浜町 |
2021年10月6(水)雨→曇 6:10テント場A→7:05尾根取付点→9:25797mB点→12:10下降点→13:20テント場→15:35駐車点(地図) |
「森の巨人たち」にブナ林が素晴らしいとある野坂岳~芦谷岳C点縦走を目指す。昨日、庄部谷山から下山後、甲森谷でテント泊。普段から腰痛で安眠できなくなっており、薄いマットしかないテント泊では安眠できず今後のテント泊が案じられる。3時半起床。食欲がないがモチ入り汁粉の朝食後、ノロノロ出発準備。テントをたたみ、宿泊用具はその場に残し、明るくなったころ出発。机上計画では黄色線を登り、野坂岳~本山間を縦走する大周回だったが、昨日の失敗と予想以上の所要時間に気持ちが萎え、無難な周回コースにする。幸い横谷川沿い鉄塔管理用か踏み跡をたどり、難儀せず進める。短時間で最初の沢分岐点着。当初予定の尾根取付点。取付き可能なことを確認。さらにしばらく進み、沢分岐点着。二俣間の尾根に取付く。急登をこなし、少し暖傾斜になったが灌木が密生、かきわけながら進むが密生がひどくなり、前進を断念したころ、茂み越し道らしきを発見。何と山道以上に立派な道。地図から送電線鉄塔管理用の道があることを期待していたが的中。安堵したところまさかの雨になる。残してきた荷物が心配。登るにつれ素晴らしいブナ林になるがカメラはしまい撮影できない。特に600m辺りは暖傾斜で素晴らしい場所。その先、一転急登。ブナ林帯をあえぎ登り、暖傾斜の尾根上に出る。縦走路に楽に出れると思いきや広い平坦地、進路に迷う。南東へ下るが急下降になり、700m点の鉄塔が現れない。雨でガスって周辺の様子も分からない。登り返しにヘトヘト。昨日のコースミスもあり、縦走を断念。往路を戻ることにするが今登ってきたばかりの道が分からない。磁石頼りに南西に進み、無事往路を戻る。雨も上がる。主尾根上よりこの支尾根上のブナ林の方が素晴らしく、それで満足。鉄塔管理道をたどり下降。終盤、道が崩落、進路が分かりにくくなるが無事沢に降り立つ。下流へ進む、短時間で沢分岐点へ戻る。テント場へ戻ると、残していた荷物が雨に濡れ、帰途のリュックの重さに難儀。日帰りできないのが残念だがまた訪れたい素晴らしい山域。⇒トップページへ |