荒 沢 岳
唯一300名山ではない200名山 あらさわだけ 1969m 新潟県魚沼市
2024910日()晴 5:40登山口→6:35前山1090m→9:00鎖場終了B11:05山頂→13:00鎖場開始B→15:00前山15:45駐車場地図
7日、中ノ岳から下山後、3日連続登山の疲れを取るため六日町の温泉ホテル泊。2食付15000円と高いが設備が良く広い部屋でくつろげる。十分に睡眠を取り、翌日、国道17号、252号、289号と走り継ぎ、会津朝日岳登山口近くの福島県只見町黒谷町の旅館泊。事前に登山口を下見。いわなの里の先で何と8月の大雨で沢に掛けた橋が流され、入山禁止の掲示。歩いて200m先の登山口まで行ってみる.。長崎ナンバーの車が1台駐車。いわなの里の人がハイキングのパンフをくれ、周辺の別の山に登るように勧められる。それでも登る気で翌4:00起床したが昼間雨の予報に断念。結局、只見町で観光後、往路を戻り、国道352号から奥只見シルバーラインの延々と続くトンネルを抜け銀山平へ。コテージ村内の民宿泊。2食付8650円。他の10人位の宿泊者はみな平ヶ岳登山よう。昨夏、尾瀬側から長時間歩いて登ったが、宿が車で登山口まで送ってくれる楽なコース。4:30起床。薄明るい中、国道352号を走る。今日宿泊の伝之助小屋前を過ぎて程なくトイレと駐車場(7台程駐車可)あり。登山口表示はないが登山届箱と注意書、山道入口があり登山口と分かる。他に2台駐車。男性一人出発準備中。食欲がないが宿の準備してくれた朝食おにぎり2個のうち1個だけ食べて出発。2日間休養し、大分疲労回復。それでも体調はシャキッとせず足に力が入らない。急登をこなし小1時間で前山着。先行の男性を抜く。しばらく緩やかな起伏の尾根歩き。樹間から奥只見湖と山波が見える。前嵓手前の高みから切り立った岩稜を望む(写真)。いよいよ鎖場へ。鞍部Aより前嵓上Bまで鎖場・梯子場の連続。緊迫するが足掛かり手掛かりの多いのが救い。切り立った岩稜(写真)は側壁をトラバース。前嵓上に出ると、山頂への稜線を見通せる(写真)。眼前に越後駒ヶ岳(写真)。後続の男性もすぐに登って来る。もう難所はなさそう。痩せ尾根を登り続け、山頂尾根Cに出る。見上げる山頂は険しい岩稜(写真)。またかと緊張するが取付いてみると意外と登りやすく、順調に登頂。先に登頂した男性と少し話す。群馬から来た40歳位の人。今回の山旅で一番好天、見晴らしが良く、中ノ岳への稜線を見通せる(写真)。今回、中ノ岳、荒沢岳、越後駒ヶ岳を日帰り往復で登るが、もっと若ければ多くの人がチャレンジしている銀山平起点に3山縦走周回をしてみたかった。宿のくれたチラシには山頂から先は藪で縦走不可となっているが道が続いている。男性と話しながら休憩後、往路を戻る。鎖場は往路より楽な気分で通過。男性と後先になりながら先に下山。今回の山旅の中では一番手ごたえのあった山か。一句「秋晴れや岩場滑りズボン裂く」⇒トップページ