昨日、那須ヶ原山、高畑山から下山後、鈴鹿スカイラインを上り、武平トンネル手前の駐車場で車中泊。スカイライン
は爆走族のサーキット、深夜まで爆音が耳障り。それでも目覚めはまあまあ。いつの間にかすぐ横に1台駐車。
5時だが十分明るく、もうハイカーがいる。カップめんなどで朝食後、出発。登山口から新緑の中、山腹を巻くように
進み続ける。やや足元が悪い。沢谷峠は道標なく分からなまま谷筋の道へ。沢沿い桃源郷のような雰囲気の良い中、
暖傾斜の道を気持ちよく進む。新緑が心を洗う。コクイ谷分岐からクラ谷へ。沢筋が複雑に分岐、道標・道がないと、
進路が不明。沢沿い緩やかに登り詰め、尾根の鞍部に出る。七人山への道標あり。明るい灌木林帯を登る。
東雨乞岳の大ドーム、登るにつれ、背後に御在所岳。禿山の東雨乞岳山頂から素晴らしい展望!遠望のきく
まれな快晴!眼前、鎌ヶ岳の威風。鈴鹿南部の山並みを遠望。釈迦ヶ岳上方、薄く浮かぶは岐阜の恵那山か。
本山の大ドームへ笹原の高原を進む。眼下、谷間の新録。山頂は笹原の中。秀峰:綿向山が見える。
笹薮中、杉峠への降路へ。笹薮を抜けると、クラシの高原越し鈴鹿北部の山並み。遮るもののない降路から
の展望も素晴らしい。見上げる東雨乞岳の山腹樹林の景観、ハルリンドウの彩り、春の色合いの妙。
杉峠への急斜面の下り、眼前、クラシ山腹の新緑。雰囲気の良い杉峠から谷筋を下る。
一帯、階段状の石垣あり、御池鉱山跡。渓流沿いに進み続ける。時々根の平峠への道標があるが、
コクイ谷出合への道標がなく、不安になり始めたころ、出合まで10分の掲示。一安心、道なりに進み、渓流を新しい
丸太橋で渡り、左へ道なりに進む。再び不安になり始めたころ、ようやく道標。何と、コクイ谷出合は逆方向。急ぎ
引き返す。丸太橋を渡り、右折が正解。右折してすぐ道標あり。橋を渡った所に道標がなく、進路を間違えやすい。
コクイ谷の沢沿い明瞭な道がなく、渡渉を繰り返しながら沢から大きく離れないように慎重に進路を探りながら進む。
終盤、沢谷へ分岐後も進路が分かりにくい。往路のコクイ谷分岐へ戻り、ようやく気を抜ける。帰路の谷筋はそれ程
趣も良くないので、往路往復が無難か。往路を急ぎ足で戻る。武平峠に近づき、威風の鎌ヶ岳を見上げる。
駐車場はあふれるばかりの車。鈴鹿の人気スポット、御在所岳、鎌ヶ岳、本山への最短の登山口、人出多いよう。
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360度の展望、樹林・渓谷の趣が素晴らしい鈴鹿第2の高峰 あまごいだけ 1238m 滋賀県甲賀市
2012年5月13日(日)快晴 6:00武平峠→6:50コクイ谷分岐→7:35尾根上→8:30山頂→9:05杉峠
→10:25コクイ谷出合→11:30コクイ谷分岐→12:15武平峠