高畑山

那須ヶ原山～油日岳往復後、本山へ。天気は好転するが稜線上の風は依然強い。那須ヶ原山頂先の分岐から
本山への縦走路へ。新緑の樹海越し錫杖岳が目を引く。低山ながら存在感ある鋭鋒。右方に霊山、後方に
経ヶ峰が見えているが特徴に乏しく、よく山名同定できない。展望の開けた明るい尾根道からこれら南面の山並みが
見え続ける。山並みや山腹の新緑が鮮やか。那須ヶ原山～油日岳の縦走路は趣が良かったが、こちらの
縦走路もタムシバなど灌木の趣が良い。道も良く、厳しいアップダウンもなく、気持ちよく歩ける。途中、
シャクナゲと出会う。坂下峠へ下る前、唐木山のキレットを巻く。振り返ると、岩場と新緑が絵になる。
眼前、山腹が崩落して険しい溝干山から本山の連なり。坂下峠へ下り、一息つき、溝干山への急斜面に取付く。
山頂手前のザレた岩場を巻かずに直登、難渋、やや危険。登り切ると、暖傾斜の尾根道。短時間で山頂着。
遮るもののない360度の展望。新緑の広がり越し鈴鹿の山並みを遠望。展望に満足、往路を引き返す。
溝干山から急傾斜の巻道を下り、坂下峠へ降り立つ。ガレた峠道を進み、荒廃した車道に出る。心地よい疲労感で
緩やかに下り、往路の那須ヶ原山への分岐点に戻る。⇒トップページへ