赤 崎 西 谷 |
大樹と出遭う、趣の良い穏やかな谷巡り 840m 京都府左京区 |
2021年9月25(土)晴×曇 8:30駐車点→9:45入渓A→10:20二俣B→12:25主尾根上C→13:25佐々里峠分岐D→谷下降点E→15:50出渓A→16:55駐車点(地図) |
今週も大樹との出遭いを求め、「森の巨人たち」(ナカニシヤ)紹介の福井の野坂山方面まで遠出するつもりだったが遠過ぎて見送る。先日遡行した赤崎東谷の続きで西谷を遡行、灰野へ下ることに(桃色矢印)。京都縦貫道:園部ICから県道19号・38号を走り、芦生の大駐車場着。長いトロッコ道歩き、由良川の清流を見下ろしながら安気に進む。50分で雰囲気の良い赤崎谷出合着。入渓後すぐにトロッコ軌道橋脚崩落跡で前進を阻まれる。西谷道標のある沢沿い道で迂回できるが倒木に難儀。後は穏やかな渓相が続く。苔むした渋い雰囲気。樹林の趣も良い。40分後、二俣着。右が本流だが、雷杉のあるC点から西へ進んでみたく左の支流を遡行。谷が狭く、案じられたが難所はない。両斜面に大樹が点在。階段状の小滝を巻くのに唯一難儀。直登できそうだが滝壺が深く、右の急な土壁をよじ登り大巻く。終盤、水流がなくなり、湿った荒れ地になる。左斜面を登り、尾根上に出る。雷杉のある中尾根ピークのすぐ西。幹が空洞の雷杉を見ながら休憩。西谷本流を見たくなり、灰野への下降をやめ、西谷西尾根ピーク手前から西谷へ下降することに。最近、小野村割岳~雷杉間は歩いたが、さらに西へ尾根伝いに進む。踏み跡程度の道だがヤブはなく自在に歩ける。所々地図付き道標あり。樹林の雰囲気が良い。840m点で表示と芦生研究林敷地につき入林禁止の掲示あり。道なりに進むと、佐々里峠ー灰野の分岐道標のある良い道に出る。山腹を巻くように進み北西に延びる尾根上に出る。E点と思われる辺りから急斜面を下降。余り難儀せず水流上端に降りる。急な段差が現れないことを願い、難儀しながら慎重に下降。急斜面では水流に濡れながら尻滑りに下降。樹林の趣など雰囲気は良いが鑑賞するゆとりがなく足元に注意集中。沢下降はするものではない。600m点辺りから暖傾斜になる。足がだるく、できるだけ沢中を避け岸を進む。往路の二俣を経てようやく谷出合へ。出合の難所は、行きの反対側から土壁をへつるように下降。予想以上に時間を要し、夕暮れ近くトロッコ道を急ぎ戻る。⇒トップページへ |