渓相の良い谷を詰め登り、巨樹の点在する尾根を下降 京都府南丹市
2021828)曇 8:30駐車点→9:50入渓→12:35出渓→13:10主尾根→14:05赤崎谷中尾根下山口→15:20入渓点→16:20駐車点地図
雨模様続きの天気が明け、とたんに猛暑が戻る。かねて行きたかった芦生の沢へ。ネット情報で危険がなく樹林の趣が良さそうな本谷を知る。高齢者にはこんな沢が良い。久しぶりに京都縦貫道:園部ICから県道19号、38号を走り、芦生へ。田園風景の中を走る快走路だが長い。公民館付近の広い路肩に停めたが少し先に無料大駐車場あり。京都大学研究林施設敷地を抜け、トロッコ道へ。由良川を見下ろしながらトロッコ道を進む。灰野廃村跡を見てさらに進む。赤崎東・西谷出合(A)でトロッコ道が崩落。東・西谷を示す道標あり。出合付近から雰囲気が良い。苔むした渋い雰囲気の中、穏やかな渓流の中や河原を安気に進む。樹林の趣も良く、特に中盤辺りは良い。時々易しい小滝が現れる程度、楽に詰め登れると楽観していたら終盤難しい小滝が続けて現れる。巻くのもやや難渋。詰めで急な滑滝が現れ、面倒になり登山靴に替える。ヒルにふくらはぎと手指を喰われていた。右の急斜面を登り短時間で尾根上に出、南進、主尾根に出る(B)。小野村割岳まで足を延ばす元気はなく、西進、灰野へ下ることに。尾根上の踏み跡は不明瞭だが自在に歩ける。所々地図付き道標あり、現在地が分かる。蒸し暑さでバテて足に力が入らない。巨木が点在、奇怪な巨木に遭う。赤崎谷中間尾根ピーク(C)に着き予定変更。中間尾根で早く下山したくなる。ドーム状のピークから北北西に緩やかに延びる広い尾根。下降口に芦生研究林敷地、立入禁止の掲示。ままよと進む。思いがけず次々に巨木が現れる。ガイドツアーがあるようで所々踏み跡もある。広い尾根上、テープなどなく進路不明瞭。磁石で北北西へ下り続ける。終盤急下降になり、進路が正しいのか否か不明。沢への詰めの下りは急。下れるか不安だが幸いテープと踏み跡が現れ、注意しながら急斜面を下り、無事A点へ降り立つ。帰途、長いトロッコ道歩きにダレる。トップページ