白アリの被害について

すいません、ちょっとわかりにくい写真なのですが…

写真の左部分が畳が敷いてあった部分です。右上はまだ畳が敷いたままの状態になっています。
左側に敷いてあった畳をはがすと床板は完全に白アリにヤラレていました。
下の写真は、はがした畳の裏側です。通常白アリは柱や床板などの木材しか食べないと思われがちですが今回のように畳の床でもお構いなしなのです。もちろんこうなってしまうと「表替え」は出来ません。残念ながら新畳になってしまいます…もちろん床板も張り替えになってしまいました…更にこの部屋は2階の部屋でした。1階の方が湿気などもあるので2階には白アリが発生しない、とゆう訳ではありません!もしも定期的に畳替えをしていればこのような状態になる前に何らかの対処が出来たはずです。


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畳用の物差し

畳の大きさなどを計るときは「メートル、センチ、ミリ」は使いません。皆さんも聞いたことのある「尺、寸、分」を使っています。もちろん物差し等も全てこの表記のものを使います。和服を作るときには「くじら尺」を使っていたと聞きました。ふつうの尺や寸よりも少し大きめのサイズになるみたいです。


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                            畳の特徴について

よく「やっぱり畳の方がフローリングよりも良い。」などと聞いたりしますが、畳のどこが、ホントに良いのでしょうか?

畳の大きな特性として「
調湿効果」があります。これは最近の住宅に増えている「高気密性」には欠かせないものです。日本の気候の特徴として夏は湿度が高くジメジメして不快感やカビなどの発生の原因となり、冬には乾燥して健康に良くない等の事が上げられます。建物が高気密だと空気の循環が皆無な為に湿度を適度に保つには電化製品に頼ることしかできません。しかし畳が部屋にあることで夏は畳が空気中の水分(湿度)を吸って、冬には畳自身が持つ水分を放出するので湿度がある程度一定に保たれやすくなります

部屋で子どもやお年寄りが転んでしまった場合…フローリングではもちろん痛いですよね?木の板に頭などをおもいっきりぶつけるのと同じような物ですから…
畳なら部屋自体がちょっとした大きなクッション代わりになるので
大きなケガにはつながりにくいのです。


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