9.(6)星の王子さまは実在するか:実在とは何か1


12:34 PM May 30th mobile webから

練習の後の河原。クリケットやってる。ラクロス小隊発見(10人くらい)。射程圏外に座る。ミニすすきもクローバーも枯れ始めている。その代わりに背高ミニタンポポ(野菊?)がたくさん咲いている。

12:58 PM May 30th mobile web

うつ伏せになって気が付いた。0.3ミリ〜0.5ミリぐらいの青い花が咲いている。誰が受粉させてくれるのかな。蜂や蝶は見向きもしない大きさだよね。風なら綺麗な色で花を咲かせる必要ないし。

5:22 PM May 30th mobile web

 @Xさん ありがとうございます。ダニレベルの小さな虫に花を愛でる能力があるということでしょうね。

7:35 AM May 31st mobile web

おはようございます。やりたいことがいっぱいあるので眠るつもりはないのに寝ちゃう。だからおやすみなさいはなかなか言えません。(読点の付け方をだれか教えて下さい、、、、、)

1:21 PM May 31st mobile web

ダニレベルって言い方もどうかと思うな(自分で言ったんだけど)。どんな小さな虫たちにも、私たちにも、等しく引き継がれた草花と対話するちから。進化の歴史の遠い別れを惜しむ、いにしえの記憶。(頭でっかちだから、感性に訴える言葉が出てこない。ロボットレベル。)

7:34 AM Jun 1st mobile web

おはようございます。紫陽花が咲き始めました。

7:40 AM Jun 1st mobile web

『星の王子さま』読書感想文つづきです。「実在」について考えます。王子さまが実在するかです。ひいては、案件は実在するか、恋愛は実在するか、に繋がる話です。( ← 大げさすぎます。) 長いです(30回くらい)。ちょとずつUPします。 ことりさん読んでるかな。

7:47 AM Jun 1st mobile web

娘が言葉を話し始めた頃、私達に見ることができないお友達がたくさんいました。「ちんちゃん」「かぎちゃん」「おとと」、そしてなぜか「さよこ」。他にもたくさんいたのですが、小学1年生になった彼女は、「ちんちゃん?パパ何言ってんの?」となってしまいました。ちんちゃん一番仲良しだったのに。

12:39 PM Jun 1st mobile web

でも「かぎちゃん」だけは健在です。「かぎんち今日のご飯はハンバーグだって」「かぎんちは10階建なの」2週間に一回くらい思い出したようにかぎちゃんの話をだしてきます。

12:50 PM Jun 1st mobile web

彼女にとって「かぎちゃん」は必要な存在なんだと思います。日常生活の中の人間関係だけでは、彼女の心を安らかにできないのかもしれません。

1:07 PM Jun 1st mobile web

前は原因の分からない音がすると、ちんちゃんとおととが遊んでるんだ、と言っていました。

1:17 PM Jun 1st mobile web

彼女にとって生活の基盤である日常世界には、大人が言う意味での「整合性」なんて必要ありません。そのうちお友達と話が合わなくて、あるいはバカにされて、悲しい思いをするまでは、かぎちゃんの存在を否定する必要はありません。むしろ、かぎちゃんを必要とする世界に生きています。

1:23 PM Jun 1st mobile web

その基盤の上で、ときおり彼女には原因の分からない、音や影が現れます。急に動き出した冷蔵庫のコンプレッサー、離れた部屋で窓を開けたことによる気流。彼女には原因の分からないことです。それらは、彼女にとって、まさに、かぎちゃんの訪問であり、実在を確認できる証拠です。

1:29 PM Jun 1st mobile web

彼女の幼い世界観を、高い位置から微笑みながら見下ろした上で、我々の実在感を相対化しようと言うことではありません。実在感とは、生活の必要の上に、ある種の刺激が与えられることにより感じられるものだということを示したかっただけです。彼女にも、私たちにとっても、切実な問題です。

1:31 PM Jun 1st mobile web

「ママはいつも忙しそうだから、あんまり遊んでって言っちゃいけないの。パパはお休みの時どうしてごっこ遊びをしてくれないのかな。ご飯は楽しくていろんなことをお話したいのに、なんで、みんな遅い、遅い、早く食べなさいって怒るのかな。何で分からない問題をずっと考えてちゃいけないのかな。」

7:05 PM Jun 1st mobile web

私たちにとって当たり前の世界に対する彼女の違和感。いずれあきらめることでとけ込んでいく世界に対する抗議。『今の』彼女にとってこの違和感は死活問題です。彼女が生きていくためには、自分の期待を決して裏切らないお友達、「かぎちゃん」、が必要なんです。

7:18 PM Jun 1st mobile web

その必要性が高ければ高いほど、「かぎちゃん」のリアリティは強くなるはずです。実在は、必要が生み出すものです。




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アップロード日 2010.11.13