4.おとぎ話(むかし、むかし、あるところに)
ここまでで書いて、当事者意識について語るべきことは全て語ったという達成感がありました。
(残念ながら生徒さんにはその時点で読んでもらってないので、感想を聞くことができず、自分の言いたいことが伝わる文章なのかどうかは自信がありませんでしたが。)
目的は達せられたので、Eメールの授業とも、ツイッターとも「さよなら」で、仕事に邁進...のはずでした。
一つ気になっていることがあります。
私の返事のあて先である、ある人の反応です。
読んでくれていないなら、それはそれで、残念だけど仕方ないな、と思えるのですが。
微妙な反応がありました。
たぶん読んでくれているようなのですが、気分を害しているような気もしないでもない、という感じでした。
今までの生きてきて、不用意な言葉で意図せず人を傷つけてきたという膨大な経験を有する私としては、「また、やっちゃったのかな?」と気が気ではありませんでした。
誤解を解きたいけれど、発した言葉は取り返しがつかないこともよく分っています。
ある日、落ち込んでいたAさんを励まそうと、飲みに行ったとき、概略を話しました。
すると逆に、「コミュニケーションは絶っちゃいけない」とアドバイスを貰いました。
(Aさんからアドバイスを貰ったのは、最初で最後です。)
Aさんのアドバイスに従うことにしました。
実は当事者意識について書いているとき、ぜひ書いてみたいと思っていた題材がありました。
長い営業経験で獲得した一つの認識について。
自分の中でも言葉にすることで、より確かな認識としたい事柄について。
後輩を含め多くの人にも共通の認識となるよう、聞いてもらいたい事柄について。
その認識、事柄というのは、
『セレンディピティ』です。
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アップロード日 2010.10.10