2.(4)小学校の校舎に感情移入できますか?
送信者: 山田 日付: 2010/02/17 12:22 AM
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件名: 当事者意識 Season2 episode:3【小学校の校舎に感情移入できますか?】
ねむい...
補題三
小学校の校舎に感情移入できますか?
小学校....あまり良い思い出がありません。
小学校6年の時の担任、大っ嫌いでした。
学級委員とか、児童会長とか嫌々やらされて、その反省から、絶対目立っちゃダメだと思って、中学高校と静かにしてたらうつ病気味になっちゃうし(「児童会長」だったよね、小学校は、生徒会長じゃなく)。
探偵団ごっこ楽しかったな。
基地とか作ってたし。
勝手に遠足とか企画して、醒めた連中にバカにされたり。
そうだ、5年生の課題「星の観察」を勝手に継続して、校庭にみんなを集めて月一回の定例夜遊び会を卒業まで続けてた。
残業中の先生達に咎められても、それなりの観察道具があるので納得してもらえたし(逆に感心されたり...遊んでるだけだったんだけど)。
先生は嫌いでも、学校は好きだった気がする。
放課後(こんな言葉使うの何十年ぶりだろう)、誰に言われた訳でもないのに、勝手に一人で教室を掃除したことがある。
教室がいとおしかった記憶が急に甦ってきた。
相当変わった子供だったんだろうな。(文体も書いていることも整合性がなくなってるね。)
私の実家は日本で何番目かの大団地の中にあり、小学校が隣り合って建っていました。
団地高齢化の波を受け、隣の小学校は廃校になりました。
自分の学校でなくて、よかった、と思います。
今、書きながらいろいろ思い出してきました。小学校の校舎は私の大切な思い出がいっぱい詰まった存在です。
でも、私の思い出の束=小学校の校舎ではありません(物理的な存在のことは、しばらく忘れて下さい)。
もっと大きな存在という気がします。「お父さん」っていう感じ。
実際の父ではなく、言葉のイメージとしての「お父さん」。
小学校の校舎に合っていると思います。
みなさんは出身校にどんなイメージを持っていますか?
私にとって嫌なこともいっぱいあった小学校ですが、大好きな場所でもありました。
同じように幼なじみで水泳の上手なケンゴくんも、みんなの人気者だったコンドウくん(コンちゃん)も、隣の席で学校一可愛かったカオリちゃんも、みんな、いろいろあったけどやっぱり学校が好きだったはずです。
友達全員の「いろいろあったけどやっぱり好き」の気持ちの束が校舎に投影されています。その気持ちの束も大好きです。
でも、まだ足りません。
校長先生は全校集会の時しか見ませんでしたが、この学校が好きみたいなことを言ってたと思われます(よく覚えてません)。
大嫌いだった担任の先生も勘違い系の人だったので、歪んだ愛校心があった感じです。
大嫌いな人の好きの気持ちは大好きです。
まだまだです。
私の入学時点に新設された学校だったので、私の知らない先輩はいません。
逆に、卒業して30年経っているので私の知らない後輩達が千人単位でいるはずです。
立派な人もいると思います。
私の嫌いなタイプの人が百人単位でいるはずです。
中には許せないような犯罪を犯した人もいるかもしれません。
悪い人の心の中の悪い部分は決して許しませんが、彼の心の中の学校が好きの気持ちは私と同じはずです。
見知らぬ悪い人の学校が好きの気持ちも校舎に投影されています。
それも含めて私の大好きな小学校です。
小学校の校舎は、知っている人、知らない人合わせて数千人の気持ちの束として私の前に現れます。
その気持ちは、ちょっとずつ違っていますが、根っ子の部分で私の大好きの気持ちと同じはずです。
いじめや体罰で消えない心の傷を受けた子もいるかもしれません。
好きより嫌いがはるかに大きい子はたくさんいるでしょう。
でもきっと彼らの中にも、私と同じ好きの気持ちがあるはずです。私達の心は、私達と学校との関係は、そういう風にできています。
小学校の校舎は、何千人の好きの気持ちの束を抱えて、お父さんのように黙って座っています。
補題3 小学校の校舎に感情移入できますか?
答えはもちろんYESです。
お父さん、お疲れさま。
この回以降、生徒さんの反応が一切なくなってしまいました。 展開が分りにくいので、やむを得ないかな、内容についてきていないんだな、と思っています。 読むのも、反応するのも時間がかかるので、忙しくってその時間がとれないんだろうな、とも思いました。 小学校の話はとても共感できる話ではないかな、と思いますが、反応がないので、それを確かめる術がありません。 みんな、あんなに熱心に返事をくれていたのに、なぜ反応がなくなったか、本当の理由を知りたいと思いますが、聞くのも変なので、聞けませんでした。 共感を通じた授業は、前回で終わってしまったのかもしれません。 ここからは延々と一人旅、一人相撲が続きます。 |
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アップロード日 2010.10.03