1.(2)始まり(当事者意識:補題1)


『共感』を通じたコミュニケーションがここから始まります。

送信者: 山田  日付: 2010/01/16 12:23 AM
宛先:  Aさん Bさん Cさん
cc:
bcc: Dさん F先輩 G先輩
件名:  当事者意識:補題1


 回答期限が1/25まで伸びたので、その間、補題(補助定理、レンマ)をやってもらいます。

 これは、正解や耳障りの良いことを回答するものではなく、いかに想像力を働かすことができるか、

 感情移入できるかを試すものと考えてください。

 感情移入できる力は、コミュニケーションにおいて最も重要な素養です。

 お客さんとコミュニケーションできなければ、商売もなにもあったものではないですね。

 この問題は、各自回答をEメールで返してください。(Bさん経由ではありません。)

 回答にコメントして皆さん(bccも含む)に返信しますので、皆さんに見せたくない部分があれば、その旨記載してください。

 回答形式は自由です。簡単な箇条書きでも、大論文でも受け付けます。

 補題1の回答期限は、1/19(火)夜です。


 それでは始めます。


 【補題1】


 想像力を逞しくして読んで下さい。


 あなたのお母さんが難病だけれど生死には関わらない病気で大きな総合病院に入院しています。

 ある日危篤との連絡を受け会社から病院へ向かいました。

 医療関係の仕事に従事した経験のある叔母さんの話によると危篤になる前、明らかに投薬の量が過剰だったとのこと。

 「実験台にされた」と叔母さんは言います。

 もしそうであれば、病院側は過剰投薬による急変を認めたくないはずです。迅速に適切な措置をとることが過剰投薬による急変を認めることになりかねません。

 この総合病院は地域でナンバーワンの設備、人材を誇る施設です。近隣の病院のほとんどはこの病院の影響下にあります。

 一刻を争う状況で、他の病院に相談することが良いかどうか判断材料がありません。


 このような状況であなたは何をしますか?

 何をすべきですか? 実際何ができますか?


 
世代を超えて『共感』できることは、きっと家族に関することだろうなと考え、上のような問題を出してみました。

次のページから紹介する返信で、いままで感じたことのない手応えを感じることができました。

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アップロード日 2010.09.26