日本一のミニコミ紙。
Enigmaさんのクロフツ・リンクに取り上げてもらったので調子に乗ってクロフツ最凶の絶版本にチャレンジ。学生時代に神保町のワゴンで拾った本。こういう本は、ゲットした場所を死ぬまで忘れないんだろうな。読んだ人の感想を聞くと余り評価は高くない。入手に要する努力や予算に引き合わない作品という事なのだろう。それにしても、創元推理文庫の松原正訳は軒並み絶版もしくは改訳されてしまうのは何故なんだろう?何冊か松原訳を読んでいて、悪訳と感じた事はないのだが?この作品も極めてリーダビリティーは高い。殺人が起きるまでに100頁を費やしているが、実にテンポよく読めた。「フレンチ警部最大の事件」の方がこの10倍は読みにくいと思うぞ。こんな話。世紀末古本血風録 THE MILLENNIUM 2000年8月3日(木)
カヴァ畫像は先方のサイトを參照の事。でも一番嬉しいのは「マギル卿」の初版。悪評高い(?)松原正訳で、かなりのショタレ本だけど、表紙絵が真鍋博!!これがいい。珍しく日記に画像を貼ってしまおう。こんな感じ。世紀末古本血風録 THE MILLENNIUM 99年12月10日(金)
早稲田大学第二文学部演劇課中退。郡司正勝、小林路易、松原正、小島美子、小島兼四郎、大久保進、内山美樹子の各氏に傾倒。