1995〜96年に放映されたテレビ東京系アニメーション(全35話)。「赤ずきんチャチャ」の後番組。大地丙太郎氏初監督作品として知られる。
大地氏はギャグアニメ專門と思はれてゐるが、その最初期の作品である「りりか」はかなりシリアスな内容。視聽率は惡くなかつたが、玩具が賣れず打切。制作體制も不安定で、かなり拙いエピソードも多い。とは云へ、大地監督や櫻井弘明氏らメインスタッフらは「りりか」にのめり込んでゐたさうである。最終囘はファンの間で話題を呼び、「りりかは傳説となつた」と評された。幕切れの臺詞は、ファンの臆測を呼んで、論爭を卷き起こした。