橋本進吉博士著作集3『文字及び假名遣の研究』
目次
- 假名の字源に就いて
- 假名遣について
- 1999-02-26
- 2000-08-23正漢字版
- 國語の表音符號と假名遣
- 表音的假名遣は假名遣にあらず
- 1998-10-05
- 2000-08-23正漢字版
- 2005-11-05
- 上田秋成の靈語通と徳川宗武の假名遣説
- 『さふらふ』か『さうらふ』か
- 國語假名遣研究史上の一發見──石塚龍麿の假名遣奧山路について──
- 上代の文獻に存する特殊の假名遣と當時の語法
- 古代國語の『え』の假名について
- 日本の文字について
- 1999-02-05
- 2000-08-23正漢字版
- ふりがな論覺書(ISO-HTML版)
- 1999-04-11
- 2000-08-23正漢字版
- ふりがな論覺書(HTML版)
凡例
- 一、本書は橋本進吉博士著作集の第3册として文字及び假名遣に關する既發表未發表の論文11篇を收め、付録として日本文學大辭典に執筆せられた項目のうち、本書に直接關係あるもの15項を併せ録した。
- 一、「假名の字源に就いて」は明治聖徳記念學會紀要第11卷(大正8年5月30日刊行)の中に發表せられたものである。今、自筆校訂本を底本とした。
- 一、「假名遣について」は「ことばの講座」(昭和8年12月、日本放送出版協會刊行)の中に收められたものである。
- 一、「國語の表音符號と假名遣」は「國語と國文學」(第17卷第12號、昭和15年12月刊行)に發表せられたものである。今、自筆校訂本を底本とした。
- 一、「表音的假名遣は假名遣にあらず」は「國語と國文學」(第19卷第10號、昭和17年10月刊行)に發表せられたものである。今、自筆校訂本を底本とした。
- 一、「上田秋成の靈語通と徳川宗武の假名遣説」は藤村博士功績記念會編「近世文學の研究」(昭和11年11月至文堂刊行)に收められたものである。今、自筆校訂本を底本とした。
- 一、「『さふらふ』か『さうらふ』か」は「安藤教授還暦祝賀記念論文集」(昭和15年10月、三省堂刊行)に收められたものである。今、自筆校訂本を底本とした。
- 一、「國語假名遣研究史上の一發見──石塚龍麿の假名遣奧山路について──」は「帝國文學」(第23卷拾壹月號、大正6年11月刊行)に發表せられたものである。今、自筆校訂本を底本とした。
- 一、「上代の文獻に存する特殊の假名遣と當時の語法」は「國語と國文學」(第8卷第9號、昭和6年9月刊行)に發表せられたものである。今、自筆校訂本を底本とした。
- 一、「古代國語の『え』の假名について」は小倉新平博士還暦祝賀紀念論文集に寄せられたものであるが、關係者諸氏の好意により今囘はじめて本著作集に於て公にせられるものである。今、自筆原稿を底本とした。
- 一、「日本の文字について」は日本國語會に於ける講演(昭和18年7月24日湯島聖堂にて)の原稿である。今、自筆原稿を底本とした。なほ、この原稿は、昭和22年1月「國語と國文學」(第24卷第1號)にも掲載せられた。
- 一、「ふりがな論覺書」は「ふりがな廢止論とその批判」(昭和13年12月、白水社刊行)に收められたものである。
- 一、付録として收めたものは次の15項目である。「假名」「片假名」「平假名」「萬葉假名」「假名遣」「假名遣奧山路」「龍麿」「あめつち」「いろは歌」「五十音圖」「漢字」「乎古止點」「音符」「送假名」「ローマ字」
- 一、本書に收めた論文のうち、後の研究によつて進展してゐる部分について、刊行委員の責任に於て増補を行つたところがある。それらは、刊行委員附記として明示した。
- 一、本書の解説は大野晉が執筆し、校正は同人並びに林大があたつた。
參考:初出
- 表音的假名遣は假名遣にあらず
「言葉 言葉 言葉」の關聯記事