制作者(webmaster)
野嵜健秀(Takehide Nozaki)
改訂
2002-01-26

「HTMLどうすりゃ委員会」を斬る

飛び先自由自在の巻

世界各地へのリンクを張って見る。

マウスボタンのクリック操作一つで情報と情報のリンクを世界規模でできるというのがWWWの特徴の一つです。
これを実現するのにかならず必要なのがURL(Uniform Resouce Lacator)です。

細かい事ですが、Uniform Resource Locatorが正解。

一番最初にhttp://というのがあります。
これは Hyper Text Transfer Protocol というプロトコルを使うということで、ハイパーテキストリンクが使えます。

HyperText Transfer Protocol──WWW上でのファイル轉送を規定したプロトコル。ハイパーテキストリンクが使えるプロトコルではありません。アンカーがアクティヴになつたらURIにアクセスしてファイルを取りにいく、と云ふのはブラウザに實裝された機能に過ぎません。

実際にリンクを張るときは、<a href>と</a>タグで宛先を示すURLを括ります。

嘘です。URIはaの屬性hrefの屬性値として記述します。

アンカーを張るともいいます。

そんな言ひ方はしません。張られたリンクの起點と終點をアンカーと言ふので、アンカーは張られません。

まあ、「HTMLエディタ」の類でアンカーポイントを設置する操作は「アンカーを貼りつける」と表現する、と言ひたいのかも知れませんが。

試しになにか埋め込んでみましょう。
<a href="http://www.asahi-net.or.jp/">ASAHI−NET</a>と記述すればタグで括った文字列の色が他と違ったようになります。

タグで括った文字列の色が他と違ったようになります、と云ふのは、言ひ得て妙ですが、間違つてゐます。例へば、「PC Tips」では未訪問のサイトへのアンカーポイントと地の文との色は同一になるスタイルをCSSで定義し、使用してゐます。(本文書を公開した當時)

スタイルシートでアンカーと本文の表示を全く同じにも出來ますが、さう云ふ意地惡をするのは止めませう。

見出しへリンクさせてみよう。

aのname屬性の話です。何でかう云ふ紛らはしい言葉の使ひ方をするかね。

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