KOSUGE
1970年代以降、次々にTEKNO、DINKY、SPOT-ONなどのダイキャスト製量産品ミニカーが、会社の倒産などで絶版になりました。その後1980年代に入り、TEKNOの金型を入手したドイツのTIN WIZZARD社(ティンウイザード)が、アマゾン2ドアタイプとワゴンタイプをホワイトメタルで再現し発売。日本にも、1987年頃から日暮里のミニカーショップイケダさんなどに少数入荷されていたようです。他の車種もいくつかありましたが、アマゾンを含め、とにかく出来がいまいちなため、ほとんど売れていなかったようです。私も、SOMERVILLEを購入後、絶版品はあきらめていたところ、駒込のガリバーさんで、TEKNOのワゴン(レッドボディーにブルーインテリア)に奇跡的に巡り会うことができました。コンディションがVG(ベリーグッド=塗装のチップ多数)でリアガラス欠品のため4500円でした。その後、すぐに同じくガリバーさんで、このTIN WIZZARDの2ドア(ダークブルー)を8000円で入手しました。TIN WIZZARDは、1990年代に入っても、時々、思い出したように別のカラーを発売しており、私が確認しているのは、2ドアが3色、ワゴンが5色です。また、それぞれにキットモデルがあります。年代によりヘッドライト等が微妙に変わっています。2004年頃、突如新しい金型でアマゾン4ドアタイプを3色発売したのには驚きました。プロポーションもよく、次の展開が期待されましたが、結局その後は発売されていないようです。

テクノの金型なので、フロントが扁平で、よりプロポーションが悪くなっていると思います。
ブルーは、珍しくつや消しなので、なんか変な感じです。
ブラックもダークブルーもなんてことないです。
キットは箱が大きく、透明の蓋になっています。
新型の4ドア、結構細かいところまで良く出来ていると思うのですが・・・。値段も高かったので売れなかったんでしょう。