VOLVO AMAZON MUSEUM
私が実車を乗り始めて、初めて入手したアマゾンのモデルが、イギリス製のSOMERVILLE(サマービル)です。忘れもしない1986年春、M先輩から、青山の「メイクアップ」という高級モデルカー専門店で売っていると聞いて、すぐに駆けつけました。20万円以上のハンドメイドモデルばかりの中で、ホワイトモデル量産品のアマゾンは18,000円と、その店で最も安いモデルでした。白い手袋をはめた店員が、ビロード張りのトレーにブルーグレーのアマゾンをそっと置いて、「いかがですか?」なんて、銀座の和光かと、つっこみたくなりました。当時、どこのアンティークミニカー専門店に聞いても、「アマゾンのミニカーは、すべて絶版品ですから、いつ入荷するかなんてわかりません。」と冷たく言われていたので、高価とは思いましたが、即購入。これが、アマゾン博物館の始まりです。
KOSUGE
SOMERVILLE(サマービル)は1985年に、1962年式122Sアマゾンを、ブルーグレーとレッドの2色で発売しました。しかし、ホワイトモデル量産品とはいえ手作りに近いので、1回に200台程度しか作られず、すぐ絶版になりました。PV544やSAAB93やSAAB95などのマイナー車も細々と作っており、何年かたつと思い出したように、アマゾンを作ってくれます。1995年に123GTを発売してくれた時には、飛び上がって喜んだものです。今までに、122Sは10色、123GTは6色発売されています。アマゾンの特徴を見事に表現した、美しいプロポーションで、アマゾン乗りなら実車と同色のものを1台持っておきたいものです。

ブルー系だけで、実は4色あります、時期を逃すと入手困難。
ツートンカラーは限定品、でも、2ドアのツートンは邪道でしょうか?
4〜5枚目はキットモデル。これを作りこんで、マイアマゾン仕様にすればよいのです。
なんと、同じキットモデルでゴールドバージョンが。特注品の世界限定3台だそうで、私はドイツのボルボオーナーズクラブの
スタインバーグ会長から譲っていただきました。
123GTのツートンはもっと邪道?もちろん、123GTにもキットはあります。