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野栄町植木生産組合 活動内容 |
各種研修会の開催
植木組合では、年に2,3回研修会を開催している。
テーマはさまざまだが、その時々の社会経済情勢を背景として、植木に関係したタイムリーなものを
取り上げている。例えば講師を招請しての講演会、現地視察、生産技術実地講習などを実施している。
上の写真は02年12月の研修会の様子で、左写真はヨーロッパ方面への植木の輸出についての
説明を受けているところ。近年ヨーロッパ方面では日本の庭園樹が静かなブームとなっていて、これに
ともない植木の輸出が俄かに増えつつある。国内での需要が低迷している中、販路拡大のひとつの
方向性を示す事例として注目すべき事象と言える。
講師は輸出斡旋業務をしている東京の小金井園の村越氏と輸出用植木を栽培し実際に輸出をしてい
る八日市場市の戸田園の石流(いしごうり)氏の各氏。
右写真は03年10月より千葉県の条例で施行されるディーゼル車排気ガス規制対策法について、その
説明をパソコンとプロジェクターを使って受けているもの。
講師は千葉県海匝農業改良センターの福田氏。その他、無登録農薬の規制 野焼き規制について等。
上の写真は庭園樹木部会、緑化樹木部会、鉢植木部会を含めての合同の研修会の模様です。
講師は千葉県植木生産技術指導員の宇井、大木、高橋の各氏。それぞれの部会毎の活動状況や
生産、販売等の問題点などが報告され、行政側からの取り組みとして県と町の担当者がそれぞれの
立場から説明報告した。これにより全体討議となり組合員個々の意見を述べ合った。
毎回の事だが、議論は白熱し予定時間は大幅に延長された。なにより内容が楽しいので退屈しない。
共同作業の実施
植木組合では組合員多数の参加による共同作業を実施している。
主な物は、役場、幼稚園等の公共施設の造園緑化管理、地元の農業共済組合の協力を得ての広域
病虫害防除のための一斉消毒、マツクイムシの被害による枯松の町内全域を対象とした伐倒作業等
を実施している。
上の写真は多目的施設<野栄アリーナ>周辺の樹木の手入れ、芝生の刈りこみ等の管理作業の様子。
この作業は役場、幼稚園、農村環境改善センター等を合わせて毎年7月に実施されている。
青年部も含め4日間述べ100人ほどの規模で実施される。
各部会毎の活動
組合概要のページでも紹介したが、当組合には5の部会があって、されぞれ独自の活動をしている。
庭園樹木部会 緑化樹木部会 鉢植木部会 青年部会 婦人部会で、各部会毎に研修会や視察
イベントへの参加 生産品の即売等を行っている。各部会は部長以下独自の組織と会計を有して
いる。ここでは幾つかの活動の事例を紹介する。
各部会の中でも特筆すべきは、当組合が誇りとする青年部の活動です。この部会の歴史は古く
千葉県植木生産組合連合会の中に青年部が発足された時に同時に設立され、間もなく25周年を
迎えます。上の写真は親睦旅行でシンガポールへ行ったときのものです。
県下に幾多ある青年部の中でも、その組織力、団結力、行動力は他の追随を許さぬ物があります。
植木組合活動には無くてはならない存在で正に組合の実働部隊として活躍しています。
上の写真は植木組合婦人部の皆さんです。婦人部の創設は平成元年1月18日です。
この婦人部は県連合会傘下の他の組合に先駆けて結成されたもので、当時かなり話題になりま
した。今でも婦人部が活躍している組合は少ないと思います。婦人部と青年部が両輪となり今日の
植木組合の土台を支えてきたと言って良いでしょう。皆様美人で優秀な方々ばかりです。この写真
は少し前のものですが写りが悪く皆さん少々老けて見えてしまっています。ですから年数を経た今
ちょうど現実と釣り合っています。
上の写真は鉢植木部会の皆さんです。この組織も当組合の特徴のひとつです。
昭和60年に発足して以来常に様々な先進的活動をしています。鉢植木とはコンテナ(容器)に植え
た植木のことで、主にプラ鉢、ビニールポット、テラコッタ等を使ったものです。植木の移動といえば
根巻きが当然だった時代から研究を重ね、植木屋の中では異端視されながらも着実に力を
つけて、部会発足後は時代の潮流にも乗り一気に大輪の花を咲かせました。
共同出荷、国内各地の視察、多くのイベントに参加して消費者ニーズを把握したりと、その進取の
精神には、唯々敬服するのみです。この組織に刺激されコンテナ栽培を始めた植木農家も多く
現在では千葉県でも有数の鉢物植木の産地となっています。
代表的な生産品目は、千両、カラタチバナ、ヤツデ、コニファー、フォックスフェース等、和洋様々な
種類のものを生産しています。近年はガーデニング用花木も多く生産されています。